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自己紹介文
東浦町に住んでいる神谷と申します。
現在は、公職から離れて、行政情報の発信はしていませんが、引き続き読んでくださる方がいらっしゃるので、一人の住民として不定期、気ままに書き綴っています。
2011年6月まで東浦町で議会議員、2023年8月までは町長を務めていました。プロフィール画像は、以前選挙ポスターを作るときに使ったものです。
町長就任当時のプロフィールにはこんなことを載せていました。
私は、住民参加を新町政の柱にすえて参ります。地方自治、住民自治の主役は、主権者である住民の皆さんです。住民の皆さんが、みんなでお金を出し合って、役所をつくり、職員を雇い、行政を運営しているのが基本の姿です。
計画段階、意思決定段階から納税者である住民、そして公共サービスの受け手である住民が、自治の当事者として、議会や行政に参加すれば、もっと住民ニーズにかなった愛着のわく公共サービスを運営できるものと信じています。そのためには、役所の情報を公開し、住民の皆さんが参加できる機会を積極的に設けなければなりません。
より具体的には、まちの将来を左右する重大な意思決定に、住民が直接参加できるように住民投票条例を制定したいと考えています。予算の編成過程を公開し、住民の意見と知恵を結集して予算編成を行いたいと思います。公共施設の新設・改修・運営には、興味・関心のある利用者の意見を反映し、より愛着の持てるものにしたいと考えています。そして、東浦の自治のあり方を定め、住民、議会、行政の役割を規定する、自治基本条例を住民の皆さんと議論しながらつくっていきたいと思います。
子孫にツケを残さない持続可能な財政改革については、まずは町長自らが率先して4年の任期終了ごとに支払われる退職金を廃止します。毎年一定額を節約し、200億円の借金を少しずつ減らしていきたいと考えています。「事業仕分け」の手法を用いて既存事業を根本的に見直したいと考えています。仕分けを通じて職員の意識改革をすすめ、住民・納税者の皆さんに納得のいく説明ができるようにしていきます。
まちの未来を考える上で、子どもたちの将来への配慮は欠かせません。障がい児(しょうがいじ)を含むすべての子どもに目が届くよう、補助教員や支援員を充実させ、わからないまま放置しない公教育をめざします。また、世界に通用する思いやりのある自立した個人、科学する、議論する、表現する人材を育成していきたいと思います。子どもが、木登り、穴掘り、水遊びなど自由に遊べる公園づくりや、子どもを地域ぐるみで見守り育てるしくみづくりをすすめていきます。
東浦に住む人が少しずつ増えています。身近にまだ自然が残っていることが東浦の魅力になっていると思います。これからは野放図な開発は避け、成長のコントロールが必要と考えます。野山を削って宅地開発さえすれば右肩上がりで自動的に人口が増加する時代は終わりました。まちの魅力をアピールできる都市計画が欠かせません。町内にたくさんある鉄道駅など公共交通機関を活かすまちづくり、高齢者でも歩いて買い物や生活のできるコンパクトなまちづくりが必要と考えます。
すべての公共サービスを税金のみで、税金で雇った職員のみで完結する時代は終わりました。公共とはすなわち、みんなで生活を営むことです。個人でできること、家族でできること、近所でできること、地域でできること、役所でしたほうが良いこと、いろいろあるはずです。私は、税収やかかるコストから考えて、役所はより小さいほうが良いと思っています。一方、住民福祉の向上のためには大きな公共が必要です。公共を、役所のみで支えるのではなく、住民も参加して、知恵も口も手足も、ときにはお金も出し合って、豊かに安心して暮らせるための公共づくりをすすめる必要があります。
当然、住民の皆さんのなかには、さまざまな立場、お考えの方がいらっしゃいます。ときには納得づくの議論も必要でしょう。方向さえ一致すれば、それぞれの立場で、それぞれのやり方で、住民の皆さんが能力を発揮できれば、きっとすばらしいまちになると信じています。町長は、そのための合意形成のリーダーシップ、ベクトル合わせのリーダーシップをとっていきたいと考えています。
これまでの東浦町政の良いところは残しつつ、変えるべきところは、勇気をもって少しずつ着実に改めて参ります。どうか皆様の暖かいご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
詳しくは、神谷明彦のホームページ(http://kamiya-a.c.ooco.jp/)へお越しください。
行政情報に関しては、東浦町ホームページ(http://www.town.higashiura.aichi.jp/)まで。