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2005/07/01

うれしいメール

とてもうれしいメールをいただきました。

「愛知アルプス山行記」というサイトを運営されている方から、私のホームページ(平成13年6月定例議会報告)の里山の保存に関する一般質問を読んで「溜飲の下がる思い」をされたとしてメールをいただいたのです。

この方は、県内の里山を巡られて、紀行文をサイトに載せておられます。
たまたま、町内の「高根の森」について検索したところ私のHPを見つけられたようです。
紀行文の中に、私の議会報告の一節を引用していただけました。

自分のホームページを見つけていただいて、感想を頂戴し、リンクや引用までしていただけるのは、うれしい限りです。

以下は上記サイトの御紹介です。

  東浦町議会に神谷明彦さんという議員がおられる。この森を調べていたら、神谷議員のHPが検索に出てきた。定例議会報告で「里山の保存」について質問されたことが掲載されていた。。
  高根の森は言うに及ばず、里山の保全について当に的を得た溜飲を下げる質問であった。無断引用はまずかろうと、ご本人にお願いしたところ快諾いただいたので引用させていただく。

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  「里山を残せ」と言うと「高根の森公園があるじゃないか」と言われますが、高根の森は「里山」とは呼べません。
例えば知多半島の場合、水源の山林(雑木林)があってそれに続く谷筋にため池や水田がセットになっています。
そこには当然、水や生態系の循環があるわけで、保存するとすれば少なくとも2つの尾根と1つの谷を含むある程度厚みのある区域でなければなりません。
そうして東浦の丘陵地に散在する林地も含めて、里山を回廊状に結んで残して行けたらと思います。

ところで、
「愛知アルプス山行記」の中の「里山彷徨録」を拝見すると、高根の森のほかに、近所では「冨士塚」が記載されています。私が子供の頃には冨士塚から西は家もなく松林が広がっていました。今では削られて、水準点(だったと思います)のあるところだけが僅かに残っているのみで、見る影もありません。(もっとも、これは県立高校建設のためや耕地整理のためだったので、当時としては仕方の無いことだったのでしょうね。)

成熟社会の中で、本当に “里地開発”=“発展”=”地域が豊かになること” なのか改めて考え直す時期に来ていると思います。

これまで雑木林というと「開発余地」としか見られてきませんでした。さすがに最近、まとまった樹林地がなくなってきて、その消失を惜しむ声が少しずつではありますが大きくなってきたように感じます。
しかし、依然として、残すとしても(たとえば「自然体験施設」や「整備された公園」として)市民が利用できなければ価値を認めないといった物質的発想が根強く残っています。保存して後世に残すべき「そこにある価値」に気付いて欲しいものです。また、竹が蔓延るなどして荒れ放題の雑木林をどうやって保全していくかも大きな課題です。
できれば、里山と関わりをお持ちになっておられる方々のアドバイスをいただけたらと思います。

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コメント

 こんにちは。
 一般質問にこういう形の反応があるのは、面白いし、やりがいがある、しかもWebページにのせた甲斐がある、というものですね。

 ブログが動き始めた観がありますね。
 あちこちトラックバックしてくると、ぐっと、関係性が広がりると思います。

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