ブータンのThinleyさんが我家にホームステイ
ブータンから名古屋にある国連地域開発センターで研修中のThinley Namgyelさんが我家にホームステイ。
昨日、地元の乾坤院にて薪能を鑑賞、我家で一泊。今日は、昼から常滑の「やきもの散歩道」をブラついてきました。昔ながらの路地の途中に古い窯や焼き物屋、食べ物屋が点在していて、結構楽しめます。実は、近くに住んでいながら、くねくね曲がりくねった土管坂を探検したのは、今日が初めてです。
ブータンはヒマラヤ山脈に抱かれた海のない国です。帰り道にちょっと海岸に寄ってみました。
彼は、ブータン政府職員で、国内の交通・送電・通信網などのインフラ整備に携わっているそうです。
ブータンは民族衣装や伝統建築など自国の伝統文化を重んじる政策を採りつつ、小学校では国語と社会科以外は英語で授業をしています。外国語というと「心も文化も国際化」と単純に連想してしまいがちですが、あながちそうとは限らないようですね。
国民総生産(GNP)に対して国民総幸福量(Gross National Happiness)というユニークな概念を提唱し、過度な経済発展を追い求めるのではなく、伝統文化や自然環境などのソフト面にも配慮し、国民の幸福に資することを重視しています。
九州ほどの面積に、人口70万人程度。首都のティンプーは人口5万人ほどで、「自分の名前を言ってくれれば、必ずつかまるよ」とのこと。
次回外国に行く機会があったら、ぜひブータンに行ってみたいと思います。
ホームステイを持ち掛けてくれたロータリークラブの皆さんどうもありがとう。
※ブータンについては、外務省HP、日本の原風景を探る―ブータンから何を学ぶか、などを参考にしました。
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