開聞岳から池田湖をまわって帰路に
指宿の隣の山川町には、訪れる人は少ないですが、天然砂蒸しのできる海岸があります。砂浜から湯気が立っています。
いよいよ開聞岳が間近に見えてきました。薩摩富士とも呼ばれます。標高1000m弱の形の良い山です。近くの西大山駅はJR日本最南端の駅なのだそうです。
池田湖に向かう途中、唐船峡を通りがかりました。その昔、遣唐使船の着く入江だったのだそうです。今は、湧き水の湧く谷間に市営の大きな流し素麺屋が立ち並んでいます。立ち寄るつもりはなかったのですが、あまりの賑わいにちょっとのぞいてみることに。
すると、谷の両側から湧き水が流れ落ちていてとても涼しいのです。そして谷底の長細い池に沿って、ウッドデッキと屋根が渡してあって、そこが巨大な流しソウメン場になっているのです。ここが、回転式流しソウメンの元祖なのだそうです。まさに大量の冷たい湧き水のおかげです。よく冷えた腰のある麺とちょっと甘めのお汁で、結構いけました。でも、そうめんを流したあとの水は、どうやって処理しているのでしょうか?ウッドデッキの下から白く濁った水が大量に流れ出ています。ちょっと心配になりました。
帰りの飛行機は、台風の影響で少し揺れました。上下の雲に挟まれたサンドイッチ状のすき間を飛んで帰路につきました。
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