小学校の総合学習で講師を務めました
近所の小学校の5年生の総合学習で、ため池の環境について講師をするようになってから4年目になります。
子どもたちは、学区にある3つのため池は人工的に造られたものと知ってはいるものの、みんな掘って造ったと思っているみたいです。実際には、谷の出口を土の土手で堰き止めたダムなんですけど。
厄松池の堰堤は下流側を埋め立ててしまったのでわかりにくいのです。
池の一部を埋め立てて造った厄松公園の東側に堤の面影が残っています。
背面から 道路(堤)の右側は埋め立てられて住宅地に わずかに残る堤の面影
集落が広がるにつれて、池が埋め立てられて、住宅地や公共施設に変わっていきました。
今年は、厄松池にホテイアオイがありませんが、泉ヶ池にはヒシがたくさんあります。
子どもたちは、ヒシは知らなくても、忍者の使う「撒き菱」は知っているようです。
ヒシの葉の裏側では、鋭いトゲを持ったヒシの実が熟しつつあります。
授業では、これまで通り、昔の池の様子、今との数や大きさ、そして生き物の比較、池のゴミや水質の現状、どうして池の掃除をするようになったのかを説明して、これから池をどうしていったらよいのか子どもたちに将来図を描いてもらうのを宿題にしています。池の掃除が環境を守ることにどうつながるのか、環境を守ることがどうして必要なのか、子どもたちとディスカッションできると良いのですが、なかなか思ったように授業を進めるのは難しいとつくづく感じます。
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