厄松池と切池の水質は(12月分)
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今朝起きると初雪が積もっていました。
昨年末は本当に寒かったです。
昨年の12月は雪もたくさん積もりました。それでも観測史上5位です。
過去の記録を調べてみると、なんと終戦の年に名古屋で49cmも積もったことがあったんですね。
順位 |
積雪 |
記録日 |
1位 | 49cm | 1945年12月19日 |
2位 | 39 | 1893年02月13日 |
3位 | 25 | 1922年01月21日 |
4位 | 24 | 1923年01月03日 |
5位 | 23 | 2005年12月18~19日 |
6位 | 23 | 1947年02月03日 |
7位 | 20 | 1965年12月17日 |
8位 | 20 | 1904年12月19日 |
9位 | 19 | 1988年02月04日 |
10位 | 19 | 1984年02月08日 |
過去8年間の積雪記録は・・・。
最深 | 積 | 雪 | ||
寒候年 | 名古屋 | 岐阜 | 津 | 降雪日 |
2007年 | -- | -- | -- | |
2006年 | 23cm | 32cm | 3cm | 2005年12月18~19日(18豪雪) |
2005年 | 8cm | 22cm | 0cm | 2005年2月2日 |
2004年 | 9cm | 17cm | 2cm | 2003年12月20日 |
2003年 | 2cm | 15cm | 10cm | 2003年1月29~30日 |
2002年 | 17cm | 29cm | 無し | 2002年1月3日 |
2001年 | 10cm | 15cm | 6cm | 2001年1月20日 |
2000年 | 16cm | 22cm | 4cm | 2000年2月6日 |
過去8年間の名古屋の初霜、初氷、初雪の記録は・・・。
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12月定例議会が終わりました。
10時前頃から傍聴席に人が入り始めて、10時20分頃、「上水道の水源を長良川河口堰から木曽川にもどすことを求める意見書」が議題に。私が文案を読み上げて、齋吉男議員が賛成討論、そして採決。
結局、「上水道の水源を長良川河口堰から木曽川にもどすことを求める意見書」は、6対13で否決されてしまいました。たくさんの方が傍聴に来られたのに、本当に残念です。初めて傍聴された方もいたようで、アンケートに感想をぎっしり書いていた方もいらっしゃいました。
これにめげることなく、継続的に問題提起していこうと思います。
午後からは、CPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の使い方の講習がありました。年に1回やるかやらないか程度だと、すっかり忘れてしまっています。いざという時に役にたてるかちょっと不安です。
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12月18日(月)は、12月定例議会最終日です。私が提案する意見書の採決があります。
9月定例議会では、一般質問で上水道の水源の問題を取り上げました。
12月定例議会では、「上水道の水源を長良川河口堰から木曽川にもどすことを求める意見書」を提案します。
意見書とは、一種の議員提案で、議会の意思として国や県などの行政機関に要望する制度です。
意見書は本来議員がオリジナルで書くものですが、御他聞に漏れず、政党の上部団体や、業界団体、労組などの組織が文案を書いて議会に送りつけてきたのがほとんどでした。ひどいものになると、国の省庁がヤラセで意見書の提出を求めてくるものもあります。
今回は、議会活性化を念頭において、私がかねてから主張している上水道の水源の問題に関して意見書案を書いて、同じ考えの齋吉男議員と平林由仁議員の賛同を得て、提案するものです。
これに対して各会派の対応は、
自民系は、国や県には逆らえないとして反対の立場です。しかし、議員個人の本音としては、「やっぱり木曽川のほうがいいよね」「有権者の目も気になるし」と言ったところではないかと思います。共産党は賛成。問題は公明党で、議会運営委員会では賛意を示していたのですが、党の上部の意向で反対にまわる気配です。
多くの議員が心の内では「木曽川の水のほうが良い」と思っているにもかかわらず、党の政治的な理由で賛成できないのは残念なことです。
採決は、12月18日の10時から11時頃の間です。たくさんの人が傍聴に来て、議会や行政に無言の圧力をかけてくれることを期待しています。
<意見書文案>
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上水道の水源を長良川河口堰から木曽川にもどすことを求める意見書(案)
知多半島東浦以南に飲料水を供給する知多浄水場の水源は、元々、木曽川中流の兼山取水口で取水された愛知用水の水でした。これが、後に木曽川下流の馬飼大堰に切り替えられ、さらに、長良川河口堰完成後の平成10年には、長良川の河口の水に切り替えられました。それ以来、まずい、臭いという苦情があったにもかかわらず、長良川河口堰の水が供給されています。多くの住民が、早く木曽川の水に戻してほしいと望んでいます。
知多浄水場では、木曽川の水と長良川河口堰の水を両方供給できるようになっています。にもかかわらず、飲料水には長良川河口堰の水、工業用水や農業用水には木曽川の水が依然として供給されています。長良川河口堰の水は、非飲用水に振り向け、よりきれいな木曽川の水を飲料水に優先して供給するのが当然と考えます。具体的には、長良川河口堰の水を工業用水にまわして、工業用水に使っている木曽川の水を同量上水道にまわせば、使用水量の過不足を生ずることなく知多半島に木曽川の水を飲料水として供給することができます。
愛知県は、長良川河口堰のおかげで安定した水供給ができるようになったと言っていますが、私たちはそれを否定してはいません。長良川河口堰の完成で余裕のできた木曽川(愛知用水)の水を飲料水に優先的にまわすべきだと言っているだけです。
飲料水については、近年、家庭用の浄水器やミネラルウォーターの売り上げが伸びていることからしても、住民の一大関心事になっています。そんな中で、より良好な水源を選ぶことができないのは、残念なことです。多大なコストをかけることなく、パイプの中を流れる水を切り替えるだけで、豊かな気持ちになれるのであれば実行すべきです。
木曽川の水は愛知の誇れるもののひとつです。関係各機関に対し、この木曽川の水を再び知多半島全域の人たちが飲めるようにするための必要な措置を取り計らうことを強く要望します。
(提出先) 愛知県知事
愛知県企業庁長
国土交通省中部地方整備局長
(提案理由)
よりきれいでおいしい水を飲みたいという自然な欲求を満たし、住民満足の向上を図るため。
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今日は、12月定例議会2日目。私の一般質問の概略は以下のとおり。(詳しくは後ほど、ホームページにアップします。)
発達障害の早期発見とその対応
問 自閉症、注意欠陥・多動性症候群や学習障害などは、早期に発見し、子どもの状態に配慮した環境を整え、訓練すれば、適応しやすくなるといわれている。
①定期健診時のチェックや相談など、早期発見、早期対処のための体勢は。
②保育園、小学校などでの対応は。
民生部長 3歳までに6回の乳幼児健診や医療機関での2回の無料健診等、できるだけ多くの機会を用意している。就学前の健診も保育園と連携しながら各小学校で実施、必要に応じて相談や専門機関等の紹介をしている。
保育園では、保育士の加配等、児童の発達状況に応じた対応をしている。小学校では特別支援教育コーディネーターを置き、担任、保護者や医師と綿密な連絡をとっている。
人事評価と育成、処遇
問 公平性、透明性、納得性を備えた人事評価制度と育成、処遇の仕組みが求められている。
①多面評価 ②成果主義、能力主義 ③業務改善提案や政策提案制度 ④自主性を重んじた研修制度の導入は。
総務部長 来年度から目標管理制度を導入。能力および業績重視の人事考課とする。部下から上司を多面的に評価する制度も導入する。
提案制度、研修制度を充実し、職員のアイディアやチャレンジ精神、自発性を伸ばしたい。
住民参加の体系を整える
問 これまで情報公開と住民参加を訴えてきた。住民参加については、①~⑧の様な手法が開発されている。これらを体系的に進める考えは。
①審議会の公募等による活性化 ②パブリックコメントの展開 ③住民と行政の協働を推進する部署の創設 ④公共施設の計画、政策形成過程への住民参加 ⑤街路樹里親制度等の維持管理への住民参加 ⑥住民税の1%の使途を指定できる等の納税者の参加 ⑦事業のコストを現場で表示する等のコストへの参加意識の醸成 ⑧自治基本条例、市民参画条例、住民投票条例などの制定と体系化
企画財政部長 住民が主体となり、行政と対等な立場で地域づくりや地域経営に関与する住民自治が時流となりつつある。
自治基本条例等の体系化は、住民参加の定着、継続のために重要だが、形骸化しないためにも意識啓発が先決。先進地の例を研究し、東浦に合った制度としていきたい。
※今まで議会傍聴者への資料提供が不十分でした。9月定例議会から一般質問の通告書全文、議案書や決算書を見ながら傍聴できるようになりました。
また、12月定例議会から一般質問の答弁書が、前もって行政から議員に渡されるようになりました。議員は答弁書を読んだ上で、より深く突っ込んだ再質問ができるようになりました。(これには、本来議会での論戦はガチンコ勝負が望ましいことから、一般質問の事前通告を廃止すべきとの議論もありました。しかし、事前通告を廃止すると行政の答弁が不的確で議論が噛み合わない恐れがあることから、通告制は継続することに。それなら、通告書に対する答弁書を議員に返して、両者イーブン、さらに再質問で議論を深めることを行政側に要望することになったものです。)
以上は、議会の制度・運営に関する検討委員会における「議会改革」の成果です。
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5年生の皆さんへ
神谷明彦より
厄松池の掃除お疲れ様でした
たくさんの皆さんが、服がドロドロになりながらも、ゴミを拾ってくれたおかげで、厄松池がとてもきれいになりました。普段、ゴミのポイ捨てをする人でも、あれだけきれいになっていると捨てるのをためらうかもしれませんね。 池には深いところもあるので、普段はガードレールの内側に入らないようにしましょう。
風が吹けば桶屋が儲かる
ところで、10月に厄松池の環境について授業をしたときに、時間切れで説明が不十分だったことがありました。 皆さん、「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う言葉を聞いたことがありますか? これは、「強い風が吹くと、それが小さな原因になって、まわりまわってついには、風とは一見何の関係もなさそうな桶屋さんが繁盛する」という意味のたとえ話です。どうして桶屋が儲かるかを説明するには、次のような何段階もの複雑なステップを踏まなければなりません。
風が吹く
↓
目にほこりが入って目の見えない人が増える |
↓
三味線弾きが増える (昔は、目の不自由な人が生計を立てるために三味線や琵琶の奏者になったものでした) |
↓
猫が減る(三味線の皮は猫の皮を使います) |
↓
ネズミが増える |
↓
伝染病が流行る(ネズミはペストなどの伝染病を媒介します) |
↓
死人が増える |
↓
棺桶が必要になる |
↓
桶屋が儲かる |
こんな具合に、(実際にはありえないことですが、)風が吹くことによって、思いもしないところに影響が出ることになります。
なお、「風が吹けば桶屋が儲かる」の途中の過程については、色々な説がありますので、皆さんのおうちの人にも聞いてみてください。
環境問題では、まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」の例えのとおり、私たちの普段の生活がとんでもないところで、地球全体の環境に影響を及ぼしていたりします。地球温暖化やオゾンホールの拡大はまさにそのよい例です。「物を燃やすと海面上昇をまねく?」「フロン入りスプレーを使うと皮膚がんになる?」など、二酸化炭素やフロンガスの排出が、地球全体の環境を狂わせて、ひいては私たちの生活に降りかかってくるなんて想像できますか?
このような、原因と結果の関係のことを難しい言葉で「因果関係」と呼んでいます。複雑な因果関係を証明することは、とても難しいことです。実際に、地球温暖化の原因として二酸化炭素が疑われていますが、これはまだ証明されてはいません。証明されるのを待っていては手遅れになる可能性が強いので、先に、疑いの強い二酸化炭素の排出を制限しようとしているのです。水質汚染公害で有名な水俣病も、化学工場から排出された有機水銀が原因であることが証明されるまで、長い年月を要しました。
以上のように、環境に限らず様々な問題に、複雑な因果関係が絡んでいます。池に汚い水を流したところで、池にゴミを捨てたところで、捨てた人がすぐに直接、何かの不利益を被ることは無いかもしれません。しかし、そんなちょっとした行動が、まわり回って(海が汚れたり、伝染病が発生したりして)とんでもない結果となって私たち自身に振り返って来るかも知れないのです。
ボランティアも同じです。ボランティア活動をしたところで、すぐには見返りが無いかもしれないけれど、長い目でみると、私たち皆に良い結果をもたらすことになればすばらしいと思うのです。壊れやすいものを大切にする、弱い立場の人をいたわるといった行為も、回りまわって、自分のことを大切にすることに通じるのではないでしょうか。
厄松池はいつごろ造られたか?
授業中に「厄松池は何年前に造られましたか」という質問がありましたが、はっきりとお答えできませんでした。
東浦町郷土資料館で調べてもらったところ、江戸時代初期の寛文11年(1671年)に書かれた文書の中に、生路村にあるため池として「屋きま千池」「ホシナ池」「小太郎池」「上ノ池」「中ノ池」「切池」「はさま池」の名前が書かれているそうです。これらの中で「屋きま千池(やきまちいけ)」が現在の厄松池に該当するものと考えられます。昔の地名などは発音は同じでも、時代によって異なる漢字が使われることがしばしばありました。「大阪」は江戸時代よりも前には「大坂」と書いていましたし、「知立」は明治時代に入るまで「池鯉鮒」と書いていました。(おそらくため池の名前などは、発音に似た漢字(当て字)を適当に使っていたものと思われます。)
厄松池は少なくとも335年以上前からあったことがわかります。まるで文化財ですね。
参考までに、天保12年(1841年)の生路村絵図を添えておきます。神社や寺は現在と変わっていません。泉ヶ池の西にある「はさま池」は今は住宅地になっています。「亀池」と書いてあるのが現在の切池です。「中ノ池」の上には公民館が建っています。
少し読みにくいですが「焼松池」と書いてあるところが今の厄松池と厄松公園のあるところです。当時、厄松池の堤の上の道路は藤江に行くたった一つの道だったことがわかります。
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12月定例議会の予定
平成18年12月定例議会本会議の開催予定は12月7(木),8(金),18(月)の3回で、いずれも朝9時30分からです。終了時刻は、概ね午後5時頃ですが、予め決まっているわけではありません。午前中に終わることもあれば、午後6時を過ぎることもあります。
平成18年12月定例議会の予定 | |
12月7日(木) | 一般質問 |
12月8日(金) | 一般質問、議案の説明・質疑 |
12月18日(月) | 討論・採決 |
7・8日は一般質問、8日の後半は議案の説明・質疑、18日は討論・採決の予定です。
※土曜議会は、開催されません。
議会傍聴のおさそい
東浦町議会を傍聴してみませんか。特に、一般質問では、議員が行政全般について執行状況や将来の方針を質問します。質問者は意見も述べることができるので、それぞれの議員の考え方が良くわかります。テーマは、行政のあり方を問うものから暮らしに密着したものまで、様々です。
議会傍聴は、役場3階の傍聴席入口にて住所・氏名を記入すれば、どなたでも可能。町外の方も歓迎します。審議の妨げにならない限りは、未成年者もOKです。詳細は、東浦町議会事務局(0562-83-3111 内線310)までお尋ねください。
※お知らせ
議会から、傍聴者への資料提供が大幅に充実しました。
一般質問については、通告書全文を傍聴者に差し上げます。
また、議案の説明・質疑に際しては、議案書および参考資料をお貸しします。
(以前は、一般質問の質問者と質問項目が書かれた紙一枚のみの提供でした。)
神谷明彦の一般質問の予定
以下の3つをテーマに一般質問する予定です。
1.発達障害のある子どもへの対応
注意欠陥・多動性症候群や学習障害などは、早期に発見し、
子どもの状態に配慮した環境を整え、訓練すれば適応しやすくなるといわれていま
す。「発達障害者支援法」においても早期治療や療育を自治体の責務としています。
(1)定期健診時(2歳、3歳、就学前など)のチェックや相談など、
早期発見、早期対処のための体勢は。
(2)保育園、小学校などでの対応
・・・保護者との情報交換、クラスのマネージメントは。
2.人事評価と育成、処遇
公平性、透明性、納得性を備えた人事評価制度と育成、処遇の仕組みが
求められていると思います。
(1)360度評価(多面評価)をすべきでは。
(2)成果主義、能力主義に対する考え方は。
(3)業務改善提案制度や政策提案制度は。
(4)自分で見つけた研修先に研修に行く制度は。
2.住民参加の体系を整える
これまで一般質問等で、情報公開と住民参加を訴えてきました。
住民参加については、さまざまな手法が開発されており体系的に進めていく
必要があります。
(1)住民参加はなぜ必要と考えるか。
(2)審議会の公募等による活性化は。
(3)パブリックコメントの今後の展開は。
(4)協働を推進する部署の創設は。
(5)公共施設の計画、政策形成過程への住民参加は。
(6)アダプトプログラム(街路樹里親制度など)等の維持管理への住民参加は。
(7)納税者の参加は。(たとえば、住民税の1%を市民が使途指定)
(8)コストへの参加意識の醸成は。(事業コストを現場表示しては)
(9)自治基本条例、市民参画条例、住民投票条例などの制定と体系化は。
※ 7(木)・8(金)の一般質問の日程のうち13人中13番目の予定です。
質問時間は、答弁を含めて一人1時間以内に制限されていますが、
何時になるかは当日の進行状況によります。
たぶん、12月7日(金)の午後からになると思います。
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