キャンドルナイトのこと
夏至が近づいてくると「キャンドルナイト」という言葉を耳にするようになりました。
省エネのためなら、なにもローソクをつけてパーティをしなくても、8時くらいに電気を消して早く寝てしまえば余分なエネルギーを使わなくて済むはずですが、そこは遊び心です。気の利いた飲む理由が欲しかったといえばそれまでですが、以前私たちも友人家族とキャンドルを囲んでパーティーをしたことがありました。要は、いつもと違う時間の過ごし方をしてみることです。
ホームページで気軽な参加を呼びかけています。
曰く、
『私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2007年の夏至の日、6月22~24日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。』
ヒントは、米の原発政策に反対するカナダの自主停電運動だったのだそうですが、「日本でもやってみよう、でも真っ暗なのでロウソクを灯したら、とても心地がよかった」のだそうです。
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