アチェメックの森プロジェクトに参加して
あいち小児保健医療総合センターの斜面に広がる雑木林の再生活動に参加しました。
ここは、数年かけて、以前山林を切り開いたときに植林されたニセアカシアの木を伐採し、日照をさえぎるヒサカキなどの陰樹や蔓延った竹を伐採し、下草を刈るなどして、里山本来の(落葉)広葉樹が育ちやすい環境をつってきました。木々の間隔も広がり、人が入れるようになりました。ササヤブではヒメボタルも見ることができるそうです。
きょうは、タケノコ採りのために残してある竹林の手入れです。古い竹や曲がった竹、密生した竹を伐採しました。作業のあとは切った竹で流しそうめんをしました。
昔は珍しくもなかった里山ですが、この付近でも今ではほんのわずかしか残っていません。何とか残していきたいのですが、放置しておくと竹や陰樹が蔓延って暗くて鬱陶しい林にになってしまいます。
里山を守ろうとすれば、保全活動の主体となるボランティアが育つ必要があります。アチェメックの森プロジェクトのリーダーで県の里山保全講習の講師を務めたこともある真弓さんは、「まずは地元の自治体で講座を開いて、楽しく遊びながら里山保全をするノウハウを広めるのが第一歩」とおっしゃっていました。
| 固定リンク
コメント