足尾銅山と川治ダム水陸両用バスツアー
お盆の前に家族で東北方面にドライブです。
坑道の総延長は1200km。かつて日本の銅生産の4割を占めたという栃木県の足尾銅山。閉山のあと坑道のほんの一部が観光洞となっています。
あとは徒歩で坑内の展示物を見ながら返ってきます。銅の鉱脈も見られます。
昔の精錬施設が朽ちたまま残っています。精錬の際に発生する亜硫酸ガスであたり一面ハゲ山に。ここにあった松木村は人が住めなくなって消滅しました。今治山事業が進められて徐々に木が増えてきました。すぐ山の向こうは日光、中禅寺湖です。
足尾から、鬼怒川上流の川治ダムへ。ここでは大阪のNPOが所有する水陸両用バスに乗ってダム見学に参加。地域振興と国土交通省のダムのPRを兼ねて観光化を試行中です。
道の駅湯西川に集合、これが水陸両用バス。後にはスクリュー。中にはガイドのお兄さん。
運転席、舵は右端の小さなレバーを使うらしい。ジープに乗った河童も出現。
ダムサイトからエレベータでダムの内部に降りる。夏でもひんやり16℃。
キャットウォークを歩くのはこれが初めて。人が小さく見えます。
この川治ダムの周辺には昭和31年完成の五十里ダム、昭和41年完成の川俣ダムと昭和58年完成の川治ダムがあるが、すぐ近くにまたぞろ湯西川ダム(平成23年完成予定)を建設中。日本の高度成長期を支えた五十里ダムなどはわかるが、何でいまさらそこまでしてダムを造り続けなくてはならないのか?国土交通省のツアーに参加させてもらいながらも、理解に苦しみます。
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