『ため池シンポジウム in あいち』で事例報告
日本福祉大学美浜キャンパスで「ため池シンポジウム in あいち」が開かれています。
県が「愛知県ため池保全構想」を定め、各市町村に「ため池保全計画」の策定を求めるなど、ため池を取り巻く環境も、それぞれのため池の性質に応じた保全に向けて少しずつ変わってきたようです。
今日は第2分科会で「知多半島・東浦町におけるため池(厄松池、切池、飛山池)と里山を守るために」と題して私が事例報告をしました。
報告の内容は「tameikesympo20070916pic2.pdf」をダウンロード
『知多半島・東浦町におけるため池(厄松池、切池、飛山池)と里山を守るために』 2007/09/16 神谷明彦(東浦町議会議員) http://homepage3.nifty.com/kamiya-a/index.html E-mail kamiya-a@mbk.nifty.com ①東浦町の概況 知多半島の付け根の“East Coast”、名古屋からJRで30分、境川を渡るとお隣は刈谷市。この10年間で、自動車関連工場やイオンショッピングセンターなどが進出し、現在人口4.9万人で増加中。 これまでは従前の環境を破壊して開発することが「発展」=「善」であったが、これからは経済も人口も環境もコミュニティも“Sustainable”であることが重要。
②厄松池、切池、飛山池と里山の位置関係とその状況 厄松池、切池は市街地に囲まれた池。 飛山池と飛山池の東に広がる里山は、市街地から少し離れた山の手にある。 それぞれ別の話なので、まず生路地区の市街地に今も残っているため池(厄松池と切池)の話をする。
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コメント
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ため池は、かつて農業用水としての必然があったからのもの。それがなくなった以上、ビオトープだとか自然共生だとか言っても浮ついたものにならないか、注意が必要。事故が起こってため池で犠牲者が出てからでは遅いのである。くれぐれもご留意されたい。
投稿: natsu | 2007/09/23 19:41
助言ありがとうございました。ちょっと安易だったでしょうか。
ビオトープとわざわざ横文字で書くからかえっていかがわしいですね。単に生き物が住んでいるところということなんだから、ゴキブリの住む(そして人が住む)人間の家だって立派なビオトープ。
「共生」(私はこの言葉をあまり使いませんが)だって、今に始まった話じゃなくて、元々たぶん共生なんでしょうね。
ただ、どうせ住むならお互い気持ちよく住みたいだけじゃないかと思います。
ただし、何が「気持ち良い」かは、人それぞれでしょうから、いろいろな意見が出てくるんでしょうね。
ため池はもともと水の確保が第一だったから、(子どもはもちろん)管理する人以外を遠ざけてきた経緯があるんだと思います。
最近になって、むしろその辺の状況は変わってきたのではないかと思います。
水辺に限らずこれまで、これはいけない、あれはいけないと子どもたちから、さまざまな体験の機会を奪ってきました。
つい最近の山口の例でも、フェンスを乗り越えて事故に遭っています。
コンクリートで囲ってフェンスをつけた「調整池」ではなんとも無粋です。魚採りだって、できないよりはできたほうが良いに決まってます。要は、「落ちても上がれる構造」が必要なんだと思います。
それと、危険を回避するのは、家庭教育と地域の教育力の問題だ。と言ってしまえば話は簡単なんですが・・・、管理者にしてみれば、ヒヤヒヤものですね。
安全とその他の要件とどこで折り合いをつけるかは難しい問題ですね。でも、単に人を遠ざけていればよいとは私は考えていません。
投稿: かみや | 2007/09/24 00:18
すみません。生意気言いました。でも事故が起こることを思うと一言言いたかったんです。
投稿: natsu | 2007/09/24 18:12
すみませんなんて、とんでもありません。
助言いただき感謝しています。
理想論や抽象論を言うのは簡単ですけど、具体的にどうやってさまざまな立場の意見と折り合いをつけていけるか、(声のでかい人やその場の勢いに流されない)合意のプロセス作りが大切だと思います。
投稿: かみや | 2007/09/24 18:49