モリコロパーク 県民公園づくり空間 ワークショップ 第2回目
今日は、近くで参考になりそうな公園の事例を見学した。前回、自然を生かしたいという意見が多かったこともあってか、見学地として「138タワーパーク」と「各務野自然遺産の森」が選ばれました。
138タワーパークは、一宮市にある国営木曽三川公園の拠点地区のひとつ。林の中に市民参加のワークショップで計画を試みたビオトープ施設「もくもくパラダイス」、木曽川の河原を模した水遊び場「やすらぎの池」、林間の公園施設「樹幹回廊」「子どもの街」「巨大迷路」などがあります。当初、ビオトープの計画だけでなく維持管理も市民参加を考えていたようですが、計画段階で市民の意向を十分に取り入れられなかったこともあってか、必ずしもうまくいってないようでした。
各務野自然遺産の森は、各務原市にある森林自然公園。日本の自然と里山の再復興がテーマ。園内には江戸時代の庄屋を移築した「自然体験塾」、小川の流れや地形を活かした「芝生広場」「池」、山頂まで続く広大な森に散策路や自転車専用コースがあります。園内でカワニナを育ててホタルを増やそうとしています。
近頃、市民参加とか住民参加という言葉がよく使われるようになってきました。これは、「役所が計画を決めたから、後は市民に協力して欲しい」ということではなく、「計画段階から、公園を利用する当事者として市民が主体的に関わる」ということだと思います。
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