厄松池と切池の水質は(3月分)
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
午後から法政大学市ヶ谷キャンパスで開かれた市民と議員の条例づくり交流会議2008 プレ企画 「予算改革をはじめよう!」に参加しました。
印象に残ったのは、福嶋浩彦さん(前我孫子市長、東京財団上席研究員、中央学院大学客員教授)の基調講演です。
福嶋さんは、市民自治を徹底的に追及した人だと思います。論理的バックボーンも実にしっかりしていて、明快です。話を聞いていて本当に気持ちがいい。
続投を望む署名運動も起こりましたが、これ以上長く続けてはいけないという本人の強い意志で、2007年に3期12年続けた我孫子市長を引退されました。以下は、講演の内容から。
本物の市民参加とは・・・それぞれ利害の異なる市民が対話を避けて、個別に役所に陳情していてもダメ。役所は市民同士の対話のためのコーディネータになるべきだ。
見識、利害、言いたいことのある人が集まって議論すればよいのだが、混乱が生じたときには市長、議会は直接市民に対峙しなければならない。それが出来なければ、市民参加に対する古典的批判「一部の参加者の意見が通る」に反論できない。市民自治の完成は永遠の目標だ。
市民自ら地域の理念や方向性を決め、市民自らの手で地域をつくるのが市民自治。
まず、地域の中で市民ができることは、自立して自らの責任と権限で行う。
次に、できないものについて税金を払って行政にやらせる。行政が行う場合、まずは市民に一番近い市町村ができることをすべてやり、市町村にできないことは都道府県、都道府県にできないことは国がやる。これが補完性の原理だ。
行政は主権者である市民のコントロールの下に置かれなければならない。地方分権の意義は、行政の権限や財源をできる限り市民の近くに持って来て、市民がコントロールしやすくすることだ。
市民が行政をコントロールする基本は、まずは選挙だ。だから選挙にはマニフェストが必要。もう一つは、日常的な市民の参加だ。
市民の参加には、予算編成過程の公開とパブリックコメント、補助金助成の妥当性の判断、職員採用への参加、市民債の購入、常設型住民投票条例の制定などさまざまな形態がある。我孫子市では、他の自治体に先駆けて予算編成過程を市民にオープンにして4回の査定ごとに市民意見を募集、どんな要望が出ていてそれがいつ削られたかもわかるようにした。
直接民主制のほうが本来価値が高いことを理解した上で、間接民主制を運営することによって、民主主義の質が高まると思う。当然、直接民主制でできることは直接民主制でやればよい。
地方議会は(国会のように議員内閣制ではなく)2元代表制なので「首長vs. 議会」の構図はあっても「与党vs. 野党」はない。予算案の審査も議会と首長がオープンな立場で議論することが大切。だから事前の根回しは一切しなかった。
従来型の質疑で個々の議員が行政に陳情し、首長提案に賛否を表明するだけの議会から、自治体の政策や方針を議員同士が討論し「議会としての総意」をまとめる議会にしていくべきだ。そのためには、議員同士の自由討論が欠かせない。やむを得ず賛成したり反対したりするくらいなら議会としての総意で首長提案を修正すべきだ。議会として市民の意見を聞き、議会として市民に対し説明責任を果たさなければならない。
市長も市民から直接選ばれたのだから、市民に対して説明義務がある。議会にだけ説明しても不十分だ。首長は個々の議員の言うことは聞くべきではない。首長と議会は市民に見えないところでネゴシエーションをしてはいけない。
市民も自治の力を高めることが不可欠。異なる意見や利害関係を持つ市民同士がキチンと対話し、お互い納得できる合意を自ら作り出す力が必要。従来の陳情政治から市民自治につながる参加を得るには、行政は市民同士の対話をコーディネートする力を持つことが大切だ。
我孫子市では、自治基本条例、常設型住民投票条例、自然環境を守るために市民から資金を集めた「あびこ市民債」、予算編成過程の公表などのほかにも、市の補助金をいったん全廃し再募集、3年ごとに白紙に戻すなど、全国に先駆けてユニークな市民参加施策を展開しています。
基調講演に続くパネルディスカッションでは、議案の否決、修正、なんでもありの小金井市議会(活発な議会の様子)、市職員から議員になった恵庭市議の林さん(職員の困る質問を例示)などの報告がありました。
会場ロビーでは、わかりやすい予算書をつくるための各自治体の予算書見本市。学生有志による千葉県鎌ヶ谷市の財政白書「ザイバク」http://www.geocities.jp/zaisei_kamagaya/top/top.htmlの展示も。「ザイバク」は、とっつきにくい財政に一般市民が詳しくなれるように、わかりやすさと面白さを追求しています。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
東京は桜の開花が早いと聞いたことがある
遅めの夕食は二子玉川で。以前勤めていた会社の友人たちと久しぶりに飲んだ。子どもの教育の話題や誰が部長になったなどという話にとても盛り上がった。
明けて、お昼まで時間があったので薬師寺展http://yakushiji2008.jp/でも見ようかと上野へ。しかし、花見客でごった返して駅舎から出るにも時間がかかる始末。国立博物館http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5129へ行くのはあきらめて、あたりを散策。
不忍池を回って、旧岩崎邸http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.htmlに立ち寄った。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
面白そうな勉強会があるので行ってみようと思っています。詳しくは、http://www.citizens-i.org/jourei/をご参照ください。
=====================================
□市民と議員の条例づくり交流会議2008 プレ企画
予算改革をはじめよう!
=====================================
自治体運営の柱となる予算は、どのように決定されるのか。
市民は、そのプロセスに参加できるのか。議会は、“予算”を審議しているか。
予算改革をはじめよう! 市民の自治&議会改革は、予算から!!
=====================================
○開催概要
日時:2008年3月29日(土)13時~16時15分(16時30分~総会、17時30分:交流会)
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス「外濠校舎」4階S405教室
参加費:3,000円 ※交流会参加費:1,500円(別途)
主催:市民と議員の条例づくり交流会議&法政大学ボアソナード記念現代法研究所
※申込:末尾申込フォームへご記入いただき、メールにてお申込ください。
=====================================
○プログラム(敬称略/080326現在)
=====================================
12:30 開場(受付開始)&見本市スタート
13:00 開会挨拶
○饗庭伸さん(市民と議員の条例づくり交流会議/首都大学東京)
○杉田敦さん(法政大学ボアソナード記念現代法研究所)
=====================================
第一部 予算編成過程の公開と市民参加は、予算改革の切り札になるか
~編成過程公開とパブコメ実施の実例から~
=====================================
はじめに:川名ゆうじさん(武蔵野市議会議員)(司会)
13:10 基調講演「市民自治と議会改革」
○福嶋浩彦さん(前我孫子市長/中央学院大学客員教授・東京財団研究員)
※我孫子市予算編成(新規事業採択)過程の公開とパブコメ…2006年度予算編
成における新規事業採択にあたって、各部署が要求する新規事業の概要や事業費
を優先順位のランクをつけて公表し、パブコメを実施。並行して、優先順位の絞
りこみを時系列的に発表・更新しながら、その採択過程を公開した。
14:10 休憩 ★予算書&関連資料見本市★
14:30 質疑整理&コメント
=====================================
第二部 予算委員会で予算案を本格的に審議するために
=====================================
14:45 報告・提起:
○松本武洋さん(和光市議会議員)
○秋葉就一さん(八千代市議会議員)
「修正・否決もありうる審議・採決となっているか」
○桑畠健也さん(所沢市議会議員)
○小山美香さん(小金井市議会議員)、
○森野やよいさん(小平「政治・知りたい、確かめ隊」)
「市民から見た予算委員会」
○林嘉男さん(恵庭市議会議員)
「執行側から見た予算議会&予算審議のポイント」
○コメント:福嶋浩彦さん、廣瀬克哉さん(法政大学法学部教授)
(1)自治体議会における予算委員会の現状と課題・問題提起
・事前に必要な情報・資料は提供されているか
・十分な審議・議論の時間・日程は確保されているのか
・市民から見た予算委員会/執行側から見た予算審議、ほか
(2)予算を審議する&市民が予算を理解するためのポイント
(3)全体討議&まとめ:議会改革と予算/予算改革をはじめよう!
16:15 プレ企画終了(→16:30~17:00:総会、17:30~19:00:交流会)
=====================================
★同時開催★予算書&説明・関連資料見本市
=====================================
12:15 (展示準備)出品&資料提供者集合
12:30 (開場)見本市スタート(~13:00 プレ企画開会まで、開催中は休展)
14:10 (休憩中)ポスターセッション(~14:30 プレ企画再開まで)
16:15 (終了後)ポスターセッション&展示(~17:10 片付け開始まで)
☆出品予定自治体
東京都武蔵野市議会、埼玉県和光市議会、千葉県八千代市議会、東京都小金井市
議会、神奈川県鎌倉市議会、東京都中野区議会、東京都大田区議会、東京都羽村
市議会、福井県福井市議会、兵庫県宝塚市議会、ほか受付中。
栗山町議会、三重県議会、伊賀市議会の予算資料や財政白書づくりの取組み資料
などの展示も予定しています。
=====================================
□市民と議員の条例づくり交流会議2008プレ企画 参加申込フォーム
=====================================
(下記をご記入の上、メールにてお申込ください/第二次締切3月27日)
(送信先アドレス:事務局 jourei-kaigi@citizens-i.org )
★2008年3月29日(土)市民と議員の条例づくり交流会議2008プレ企画に参加する
・お名前:
・ご所属(所属議会・団体名等)
・ご住所(〒 - )
・E-mail:
=====================================
************************************************************
市民と議員の条例づくり交流会議
事務局(担当:亀井)
〒102-0083東京都千代田区麹町2-7-3半蔵門ウッドフィールド2F
TEL:03-3234-3844 FAX:03-3263-9463
E-mail:jourei-kaigi@citizens-i.org URL:http://www.citizens-i.org/jourei/
************************************************************
☆2008年新スタート! 只今会員大募集&受付中です!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
東浦町が東浦町運行バス「う・ら・ら」新路線(案)について住民の皆さんの意見を募集しています。期限は3月31日までです。
http://www.town.higashiura.aichi.jp/02bousai/urara.htm
平成20年10月1日に知多乗合㈱のバス路線(刈谷・石浜住宅線)が廃止されます。これに合わせて、町運行バス「う・ら・ら」の路線拡充が計画されています。案の中では、刈谷方面への路線延長や石浜・生路地区での国道366号への乗り入れを予定しています。路線だけでなく、ダイヤや停留所の設備、料金体系、利用者への宣伝や情報提供のあり方など、住民・利用者からたくさんのニーズやアイディアをいただいてより親しめる公共交通機関として育っていくことを願っています。多くの皆さんから貴重なご意見を頂きたいと思います。
あなたの目で東浦町運行バス「う・ら・ら」新路線(案)をチェックして、忌憚のない意見や注文を出していただきたいと思います。そうした住民と行政のやり取りの積み重ねが、行政を育てるのだと思います。
≪パブリックコメントとは≫
町の基本的な計画などの策定にあたり、計画などの趣旨、内容などをあらかじめ公表
し、それに対する町民の皆さんからの意見をいただき、その意見を考慮して意思決定を
行うとともに、いただいた意見の概要と町の考え方を公表する一連の手続です。
町民の皆さんから広く意見をいただくことにより、町民の町政への積極的な参加と行
政の透明性の向上を図り、町民との協働によるまちづくりの推進に資することを目的と
しています。 (町のHPより)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
松に松くい虫を防除する薬剤(グリーンガード エイト トランス-1,4,5,6-テトラヒドロ-1-メチル-2-〔2-(3-メチル-2-エチニル)ビニル〕ピリミジン酒石酸塩)の注入作業をしました。本来は2月ごろにするはずだったのを忘れていました。
③薬剤が漏れないようにキッチリ差し込み、空気抜きの穴をあけます
薬剤が徐々に入っていけば、2~5年は効果が持続するそうです。昨年はたくさんの松が枯れました。夏暑い年は特に被害が大きいような気がします。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ぼちぼち冬も終わりに近づいて、花粉の飛び交う季節になってきました。毎年冬になって空気が澄んでくると「東浦から富士山が見えた」とか「見えない」とかいう話題が出ますが、今年はあまり空がクリアな日が少なかったせいか「富士山が見えた」という話は聞きませんでした。
以前、「東浦から富士山が見えるか?」で、富士山が本当に見えるかどうかを話題にしました。その後も「広報ひがしうら」特派員報告で富士山に触れた記事がありました。今では、東浦からは富士山が見えないのが定説になっていると思います。
それでも、東浦町から富士山が見えると言う話を耳にします。本当に富士山が見えるかどうか数学的に考察してみたいと思います。夢のままにしておきたい方は読まないことをお勧めします。
<山の高さと地球の丸さ>
富士山は東浦から約170㎞離れています、その間には標高約1000mの三河の山地と標高約2000mの南アルプス南部の山塊が横たわっています。地球が完全な平面であれば、図を描けば一目瞭然、標高3776mの富士山はこれらの山地越しに見ることができるわけです。
しかし、地球は球でできています。「そんなばかな、地球はとてつもなくデカイのだからそんな影響は無視できる」と考えがちなアナタ・・・!!実際にピタゴラスの定理を使って計算してみましょう。
地球を半径6400㎞の完全な球だと仮定して式を立てると下の図のようになります。東浦と富士山の距離(図では”d”に相当)を170kmとすると、地平線と地表面との距離は約2.26㎞。すなわち地表面が約2300mも下がることがわかります。富士山は地平線上に約1500mしか頭を出すことができません。手前にある山々に遮られてしまいます。(この後さらに、南アルプス南部の山塊と三河の山々が地平線上にどれだけ頭を出すかを計算し、それらを比較すれば、東浦の上空何mまで上がれば富士山を見ることができるかもラフに計算できると思いますが、今回は省略します。)
東浦町にも冨士に由来した地名がありますが、これは”願望”でつけられた名前だと思います。名古屋にも富士見町という地名(たしか気象台あたり?)がありますが、名古屋市内から富士山は見えないはずです。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
第5次総合計画の策定・・・コンサルの作文ではなく住民の参画を
問 第5次総合計画の策定は、23年度から10年間の将来像を描く重要な作業だ。玉虫色、総花的な総合計画から脱却し、まちの主役である住民の意向を十分に反映することが求められる。
どんなまちを描くのか。策定作業の進め方は。
企画財政部長 市制施行を前提とし、少子高齢化の進行、環境問題への関心の高まり、地方分権型社会の到来など、社会環境の変化を把握し、健全な財政運営を目指す。新しい市にふさわしいまちづくり計画を進める。
20年度には、住民意識調査や各種団体ヒアリング、まちづくり講演会、21年度には、公募委員の参加によるまちづくり委員会や総合計画審議会を予定している。作成過程の情報公開と住民参加を進めたい。
市制施行の効果と問題点・・・持続的発展の視点を
問 東浦町は、22年の国勢調査で人口5万人に乗せ、市制施行を目指すとしているが、メリットとデメリットをできるだけ明確にする必要があるのでは。また、町から市になると、人件費(職員の給料、長や議員の報酬)はどう変わるか。
市になること自体が目的化しては本末転倒だ。人口急増頭打ちではなく持続的発展が重要。後の世代を考えた人口政策を。
企画財政部長 市になると都会的なイメージになる。福祉事務所の設置など権限移譲が進む。同時に専門職員の育成が課題になる。一方、市街化区域内農地が宅地並み課税となり所有者の税負担は増す。給料や報酬については県内の市の状況を把握しながら決めたい。
人口政策については総合計画の中で検討したい。
市制施行は、住民の意向を把握し理解を得ながら進めていく。
藤江三丁公園の整備事業・・・住民参加で計画づくりを
問 今後の事業委託業者の選定方法と、住民の憩える公園にするための工夫は。計画づくりへの住民の参加は。
経済建設部長 設計・施工は経験や技術力のある都市再生機構(旧住都公団)に委託し、26年完成を目指す。地形を生かした安全で緑豊かな安らぎの拠点、誰もがレクレーションを楽しめる健康づくり拠点、災害時の安全性と機能性を備えた避難拠点の3点が基本。
20年度に地元、高齢者、児童、生徒など幅広い層が参画する公園づくり検討会を開催し、計画、運営、維持管理のプランを練り、住民の愛着が持てる公園にしたい。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント