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2008/03/05

3月5日に行った私の一般質問の概略

第5次総合計画の策定・・・コンサルの作文ではなく住民の参画を

    第5次総合計画の策定は、23年度から10年間の将来像を描く重要な作業だ。玉虫色、総花的な総合計画から脱却し、まちの主役である住民の意向を十分に反映することが求められる。

 どんなまちを描くのか。策定作業の進め方は。

企画財政部長 市制施行を前提とし、少子高齢化の進行、環境問題への関心の高まり、地方分権型社会の到来など、社会環境の変化を把握し、健全な財政運営を目指す。新しい市にふさわしいまちづくり計画を進める。

 20年度には、住民意識調査や各種団体ヒアリング、まちづくり講演会、21年度には、公募委員の参加によるまちづくり委員会や総合計画審議会を予定している。作成過程の情報公開と住民参加を進めたい。

市制施行の効果と問題点・・・持続的発展の視点を

    東浦町は、22年の国勢調査で人口5万人に乗せ、市制施行を目指すとしているが、メリットとデメリットをできるだけ明確にする必要があるのでは。また、町から市になると、人件費(職員の給料、長や議員の報酬)はどう変わるか。

 市になること自体が目的化しては本末転倒だ。人口急増頭打ちではなく持続的発展が重要。後の世代を考えた人口政策を。

企画財政部長 市になると都会的なイメージになる。福祉事務所の設置など権限移譲が進む。同時に専門職員の育成が課題になる。一方、市街化区域内農地が宅地並み課税となり所有者の税負担は増す。給料や報酬については県内の市の状況を把握しながら決めたい。

 人口政策については総合計画の中で検討したい。

 市制施行は、住民の意向を把握し理解を得ながら進めていく。

藤江三丁公園の整備事業・・・住民参加で計画づくりを

    今後の事業委託業者の選定方法と、住民の憩える公園にするための工夫は。計画づくりへの住民の参加は。

経済建設部長 設計・施工は経験や技術力のある都市再生機構(旧住都公団)に委託し、26年完成を目指す。地形を生かした安全で緑豊かな安らぎの拠点、誰もがレクレーションを楽しめる健康づくり拠点、災害時の安全性と機能性を備えた避難拠点の3点が基本。

 20年度に地元、高齢者、児童、生徒など幅広い層が参画する公園づくり検討会を開催し、計画、運営、維持管理のプランを練り、住民の愛着が持てる公園にしたい。

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