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2008/04/15

道路特定財源とガソリン税暫定税率の行方

4月になって、ガソリンが安くなりました。国会ではまだ決着がつかないようです。私は、借金だらけになりながらこれからも道路をつくり続けようとする自民党の考えにも、ガソリンの超過税率を下げればみんなが喜ぶという民主党の考えにも、賛同しかねます。

道路特定財源は高度成長期の遺物だと思います。地方を旅行すると、とんでもない辺鄙なところに不釣り合いに立派な道路が活用されずにいるのをしばしば目にします。山奥の山を削り谷を埋めて、広い歩道付きの2車線道路、入口に壁画や彫刻のあしらわれた立派なトンネルや橋、建設費やこれからの維持費の無駄だけではなく、自然や景観まで破壊しています。これらは国土に刻まれた痛ましい傷跡です。ほかにやるべきことはたくさんあるはずです。

一方、ガソリン税の暫定成立を下げれば確かにガソリンは安くなるのでしょうが、ただでさえ、地球温暖化の問題や石油資源の枯渇問題で世界中が頭を抱えている時に、ガソリンの消費をあおるような政策を持ち出すのは疑問です。ヨーロッパ先進国などでは環境税をかけてガソリンの値段を高くしているくらいです。ガソリン税で道路を造り、さらにガソリンの消費をあおっている日本は、環境政策に逆行しているとも言えます。

私は、ガソリン税は高い税率を維持し、その税収は福祉や環境政策に充てるべきだと思いますが、皆さんはいかがお考えでしょうか。

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コメント

ご無沙汰しております。たまに覗いています。
基本的に賛成です。でも10円/Lくらいにしてほしいなあ。
トラックバック貼らせていただきました。

標語ちょっと詰めました。

狭い日本、ムダみち作ってどこへ行く。


投稿: 阿竹克人 | 2008/04/25 12:17

せっかくコメントをいただいたのにすぐにお返しできなくて申し訳ありませんでした。インターネット接続の不具合がありまして、しばらくブログをさぼっておりました。

道路特定財源の問題に関しては、私も同感です。ガソリンから税金を取っておきながら、それを使って(道路をつくって)さらに消費をあおるような政策は、時代遅れですよね。

国交省御用達と思われるミュージカルは私も愛知万博の時に見たことがあります。(http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2005/08/post_2984.html
「どんどんどんどん、ダムと道路をつくろう」てな感じで子どもたちに見せて、「三つ子の魂百までも」を狙っているような内容でした。この劇団のオリジナルの活動は結構好評判だっただけにいささか残念です。

巷では「新しい補助金を創ったんだけどどこか使わないかなあ」なんて話もあるようで、やはりある所にはあるのでしょうか???

投稿: かみや | 2008/05/11 01:09

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今日は午前中アトリエ、澤田氏とうちあわせ。最近の研究成果のベンデグリティの写真をとりました。ベンデグリティのほうがあたけぼねの展開構造より建築界の流行路線ではないかということで、たしかにそう思います。  午後ガソリンを入れに行きました。セルフのスタンドでスロットがヒットして2円引き144.8円/Lで入れられました。そういえばガソリン国会だといって来年度からはガソリンが25円さがるのかと期待させましたが、議長裁定以降なんとなくトーンダウンです。  そのかわり出てきたのが、道路特定財源の無... [続きを読む]

受信: 2008/04/25 12:13

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