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2008/04/18

緑の羽根を見て、頭に浮かんだこと

この時期になると緑の羽根をよく見かける。知らないうちに半ば強制的に「買わされて」いることもある。

昔は「緑の羽根募金」といったが、いまは「緑の募金」というのだそうだ。もともとは戦後の荒れた国土に植林事業を推進するためのものだったが、いつのまにか国内外の森づくり人づくりが目的となったようだ。自然環境を守ることは結構なことだが、いったん作った組織が目的を変えながら存続していくことについては、一抹の不安を感じる。

HPを見ると、国土緑化推進機構全体で、収入は、国からの補助金、(都道府県などの会員から?の)会費、受託事業収入や寄付金。基金では、国債などの有価証券170億円余り保有し、運用収入を得ている。募金では、募金収入3.6億円と交付金収入1.1億円を合わせて5億円弱の収入。人件費はこれらの収入のうちの1割ほどとなっている。非常勤を含めて理事が46人もいる。農水省や林野庁出身者からなる4人の常勤の専務理事と常務理事には(解像度が低くて読み辛いが)それぞれ1400万円と1200万円の報酬と報酬に連動する退職金が規定されている。

これだけで緑の募金に問題ありと言うつもりはないが、組織をつくる際には必要性が薄らいだときの手仕舞い方をきちんと考えておくべきだと思う。そうでないと役所抜きでは自活できない組織がどんどん増えていくことになる。
一旦組織ができると慣性の法則が働くことになる。みんなどこかがおかしいと思っていても個人の力ではなかなか止められない。民間の業界団体、共済会、任意組合にも同じことが言えると思う。

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