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2008/05/28

アル・ゴア氏のノーベル平和賞受賞演説 / かたや、ある科学者が提案した地球温暖化対策

昨年12月に、Intergovernmental Panel on Climate Change(気候変動に関する政府間パネル)とAlbert Arnold Gore Jr.(アル・.ゴア)氏がノーベル平和賞を受賞しました。人為的な気候変動に関する認識を確立、普及させ、そして、気候変動に対抗するのに必要な観測のための財団を創設する努力が認められたのが、授賞理由です。

ノーベル財団の公式HPhttp://nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/2007/gore-lecture.htmlにはアル・ゴア氏の受賞演説の動画もあります。http://nobelprize.org/mediaplayer/index.php?id=796

もちろん英文のテキストを読むこともできるようになっています。http://nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/2007/gore-lecture_en.html

演説の中で、ゴア氏は、地球温暖化の深刻な現状と、二酸化炭素排出量の制限や炭素税、排出量取引などの早期の対策が必要なこと、アメリカと中国の取り組みが不十分なことを訴えています。


かたや、
一方で、
http://www.rollingstone.com/news/story/12343892/can_dr_evil_save_the_world/1によれば、あるアメリカの科学者が即効性のある温暖化防止対策を提案しているという。火山噴火の際に高空に噴出された微粒子が太陽光を遮り、地球を冷やすことが知られている。これを応用して、北極圏を冷やそうというアイディアだ。たとえば硫黄を燃やしてつっくった微粒子をジャンボ機を使って成層圏に散布するなどして、極圏への日射量をコントロールしようというのだ。シミュレーションによれば十分効果は期待できるのだそうだ。

Wood's proposal was not technologically complex.

It's based on the idea, well-proven by atmospheric scientists, that volcano eruptions alter the climate for months by loading the skies with tiny particles that act as mini-reflectors, shading out sunlight and cooling the Earth.

Why not apply the same principles to saving the Arctic?

Getting the particles into the stratosphere wouldn't be a problem -- you could generate them easily enough by burning sulfur, then dumping the particles out of high-flying 747s, spraying them into the sky with long hoses or even shooting them up there with naval artillery.

They'd be invisible to the naked eye, Wood argued, and harmless to the environment.

Depending on the number of particles you injected, you could not only stabilize Greenland's polar ice -- you could actually grow it.

Results would be quick:

シンプルな提案だが、大胆というか、野心的というか、性急、安直、強引、乱暴、危険というか。対症療法で地球温暖化を抑えながら、石油を消費し続けるシナリオだ。地球を冷やすという目的にはかなうかもしれないが、硫酸の微粒子による環境破壊や、オゾン層への影響、別の気候変動、生態系への影響など、複雑で微妙な地球環境に対する二次的な副作用が心配だ。

しかし、比較的低コストで実行可能だし、すでに極の氷が溶け出して一刻の猶予もならない中、決定的効果が疑問な二酸化炭素排出量取引や風力発電よりも即効性があると主張している。とんでもない提案だが、問題突破への大胆さは見習うべきか???

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