東京へ行ってきました。
東京財団フォーラムを聞きに行きました。東京財団は日本財団(あの日本船舶振興会です)が中心となって出資し設立、一党一派に与することのない政策提言や人材育成などを使命としています。
ディスカッションのメンバーは、東京財団の加藤会長、上席研究員で、かつて改革派首長と呼ばれた木下前佐賀市長、福嶋前安孫子市長、石田前犬山市長、橋本前高知県知事。
たった1時間半の提言発表と質疑応答でしたが、提言に関しては分厚い資料をくれたので、あとでそれを見れば理解できるだろうと思います。内容は、「日本の地方自治制度と実態」と「欧州の地方自治制度」の調査結果についてでした。
おもしろかったのは、改革派首長の分類です。横軸に議会との関係、縦軸に役所との関係(対決型か協調型か)をとり、それぞれの象限を「原理主義」、「行政マン」、「協調一体」、「手練手管」の4類型に分けると、木下さんと福嶋さんは「原理主義」、石田さんは「手練手管」に分類されるのだそうです。
さすが、みなさん首長をされていただけあって、「首長に対抗するには議会も市民参加を進めなければならない。」「問題が起こると、議会が自分たちで議決したことを棚に上げて行政の責任追及をするのは無責任。」「議員立法を進めることが望ましいが、まずは行政提案の修正から始めては。」など議会の実態について鋭い指摘がありました。
東京財団HP 公開研究会のレポート:http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=97
提言のサマリー http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=295
提言全文 http://www.tkfd.or.jp/admin/files/2008-4.pdf
8月23日には名古屋でも同様の公開研究会が予定されています。 http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=98
8月4・5日には国の「事業仕分け」の様子を参観することができます。 http://www.kosonippon.org/project/detail.php?m_category_cd=16&m_project_cd=676
※事業仕分けとは?(構想日本)
浜松市の事業仕分け 長浜市の事業仕分け
高島市の事業仕分け 大礒町の事業仕分け
宮崎県の事業仕分け 滋賀県の事業仕分け
http://www.spf.org/ffjs/news/news39.html
夕方、友人と会う約束をしていたので、それまでの間、東京ミッドタウンをうろついてきました。六本木の防衛庁跡地を再開発して、昨年オープンした、オフィス、ホテル、美術館、物販、レストラン、住宅などを含んだ複合施設です。
吹き抜けのガラス張りの部分からは緑の向こうの高層ビル群が見えます。
敷地内には結構緑があります。季節限定の足湯ならぬ「あしみず」もありました。
そのあと、東京駅近くで学生時代の友人と久しぶりに飲みました。会社の会合が終わってから駆けつけてくれた友人もいます。かなり盛り上がっていましたが、残念ながら明日は朝からPTAの広報紙の編集作業があります。最終の新幹線に飛び乗りました。
| 固定リンク
コメント