夏休み期間中に見た映画と美術展
崖の上のポニョは日本版人魚姫?
宮崎駿監督の最新アニメ「崖の上のポニョ」を家族で見に行きました。
テレビCMで覚えたのか、子どもたちが口ずさむ主題歌が耳から離れません。登場するのは顔のでかい金魚のような人面魚だったり、液体女だったり、その液体女と結婚?している小澤征爾似の神経質そうなおじさん・・・何やら薄気味が・・・この家族はあちらの世界の方たち? ほかの登場人物は、船乗りの家族だったりデイケアにいるお年寄りだったり、いわゆる一般市民。
ストーリーは一言で言ってしまえば、年頃でない男女の人魚姫物語です。それを凡人の想像力ではあり得ない設定や、躍動感あふれる映像、登場人物の「持ち味」(まちが災害で水没してもその状況を楽しんでいるかのような大らかな市民たち)で娯楽映画に膨らませてあります。
宮崎アニメとの最初の出会いは、「ルパン 三世カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の”三部作”を見たとき。何も知らないままアニメと思ってナメていたのですが、アニメオタクの友人宅で「これを見なさい」と言われて見て以来ファンになってしまいました。
その後、「紅の豚」「耳をすませば」などを映画館に見に行きました。プロデュース作品「おもひでぽろぽろ」は、主人公と同世代のせいか、(最後のシーンを除けば)とても共感しました。
「もののけ姫」は、かなり難解で、こどもが理解できるとは思えません。「千と千尋の神隠し」は宮崎ワールドの頂点だと思います。それにしても、次から次へとヒット作を世に出していくことは凄いと思います。
意外に良かったスター・ウォーズ/クローン・ウォーズ
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズは想像以上に動きがリアルで迫力がありました。(人物の顔はリアルでないけど。)CGを使うだけあって実写では表現できないようなシーンもつくることができます。エピソードⅡとエピソードⅢの間のできごとという設定で、誘拐されたジャバ・ザ・ハットの息子を取り返す物語です。テレビCMのCGがイマイチなせいか、実写とのイメージの違いがあるせいか、あまり人気がないようですが、私は十分楽しめました。
名古屋ボストン美術館 クロード・モネの世界
これでもかとばかりに睡蓮が出てくるかと思いきや、意外とおとなしい展示でした。気の利いたコメントのできるような素養は持ち合わせていないので、パンフレットで誤魔化します。
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