今回の英会話のテーマは禁煙
私は、英会話教室に通っていて、新聞記事などを題材にディスカッションをしている。今回のテーマは禁煙。
たばこを一箱1000円にしたら、どうなるだろうか???
JT(日本たばこ)は反対の立場でキャンペーンを張っている。
http://www.jti.co.jp/JTI/tobaccozei/graph_suii.htmlたばこ税の推移
http://www.jti.co.jp/JTI/tobaccozei/graph_shikumi.htmlたばこ税の仕組み
実際に1,000円になったとすると、どんなメリットがあるのだろうか。
喫煙者が減る?
医療にかかるコストが減る?
税収が増える?
間接喫煙が減る?
未成年の喫煙が減る?
たばこの火の不始末による火事が減る?
反対の立場だと。
個人の楽しみや嗜好が制限される?
たばこ農家やメーカー、販売店が打撃を受ける?
喫煙者の生活費を圧迫する?
しかし、本当に医療費が減るかどうかは疑問だ。もし本当にたばこが健康に害があるなら、喫煙者が減ることによって平均寿命が延び、かえって高齢者の医療費は増大することも考えられるではないだろうか。
喫煙は迷惑行為以外の何物でもないから、制限すべきとの意見が強いが、迷惑だからと言って個人の楽しみを奪ってよいのか。喫煙率の高い低所得者をターゲットにした増税を行って良いのか。たばこ農家やメーカー、販売店など、たばこで生計を立てている業種、またその従事者に打撃を与えることにもなる。覚せい剤の密輸、密売のような、アングラビジネスが横行しないか?などの心配もある。
いくら迷惑だと言っても、うるさいからと言って、住宅地でのピアノ演奏を禁止できるか。環境に悪いと言って、自動車の運転を制限できるか。
たばこを吸う個人の権利が侵害されるという意見に対して、英会話講師のアメリカ人は、基本的人権の中にはたばこを吸う権利は含まれていない。たとえば、教育を受けられないというのは問題だが、たばこを吸えないのは問題ない。民主主義の手続きにのっとり全面禁止のルールをつくることは原理的に問題ないと言うのが彼の考えだった。
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