東京都北区立神谷中学校の「パワーアップ教室」
来週、文教厚生委員会の視察でお邪魔する予定の神谷中学校の校長先生のインタビュー(たぶんTVで放映されたもの)が「You Tube」にアップされていました。
神谷中学校では、土曜日に全職員や近くの成立学園高校の生徒が希望者に対して補習授業をする「パワーアップ教室」を行っています。杉並区立和田中学校では塾の講師による有料補習授業を全国に先駆けて行い、話題となりましたが、神谷中学校ではボランティアによる補習授業を行っているそうです。パワーアップ教室についてはNHKの朝のニュースで紹介されて話題となったものの、ホームページなどではあまり紹介されていないようです。
特徴は、
・補習を希望する生徒は3つの学力別クラスを選択する
・事務職も含めた教職員全員で専門以外の全教科を教える
・教職員は夏休み期間中などに代休を取る
この取り組みが人気となり学区外からの入学希望者が増えているそうです。
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コメント
良い取り組みだと思いますね。学区外からの入学希望者が増えているということは、社会から認められている、望まれているという証明だと思います。
投稿: Y | 2008/09/24 19:44
Yさん、コメントありがとうございました。
私たちのまちでは中学3年生の7割以上が塾に通っています。しかし、塾に通わなくても十分な学力をつけるのが学校の本来の役目と思います。そういう意味で、もし従来の授業だけでは不十分というのなら、学校の中で教科の学習を完結する方法を模索すべきと考えます。
神谷中学の取り組みは興味深いと思います。でも、意外に(ネット上に)神谷中学についての情報が少ないのです。
投稿: かみや | 2008/09/26 15:41
塾に通わなくても十分な学力をつけるのが学校の本来の役目と思います」--全く正しい指摘です。予備校にも通わず(通う時間がなかった?)高校の授業についていくだけで精一杯で、しかし、東北大 バイオケミカルに現役で入学したものがいます。
投稿: とだ-k | 2013/07/01 10:17
集中力さえあれば、学校の授業だけで受験勉強も必要ないと思います。しかしすべてそうは行かないでしょう。
子どもによって理解の度合いが異なるでしょうから、子どもたちに目が行き届くようにして、つまづきを取り払うこと、学校として一定の学力が身に付くようにすることが必要だと思います。
投稿: 神谷明彦 | 2013/07/01 18:03