モリコロパーク 県民公園づくり空間 ワークショップ(築こう編) 第4回目
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)フィールドセンターで、第4回のワークショップがありました。
前回、「先人の知恵の体験活動」「森のあそび」について各自出し合ったアイディア一つ一つについて自宅からFAXで人気投票。結果は事務局がまとめてくれました。
そして、これまでの4つのテーマの賛同傾向から意見集約して、事務局がたたき台となる平面配置プランA、Bを作成しました。
きょうは、A、Bそれぞれのプランを比較して、特長と問題点をポストイットに書き出して指摘し合いました。Aプラン、Bプランは大きな違いはありませんが、池や水路の配置、森の自由な遊び、田畑や広場の余裕のとり方が若干異なります。
これに対して、「バックヤードのスペースはとっておくべき」、「水路を長くとって池を上下に配置しその間に田畑を余裕を持って配置しては」、「大型家畜は無理としても鶏などの小動物は必要では」、「最初からアスレチックを作り込まず自由なスペースを大切にすべき」、などなど、そのほかにもたくさんの意見が出ました。
Aプラン、Bプランどちらかにこだわらず、きょう出た意見を踏まえ、それぞれの長所を生かした修正案を次回までに事務局がまとめてくることになりました。
やはり、ビジュアルな「絵」があるとイメージが具体化してさらに意見を出しやすくなります。しかし、ともするとハードウェア(設備)中心の議論になりがちです。コンセプト主導というよりは最大公約数的折衷案に進みがちです。
いまどき、里山体験公園、農業体験公園、伝統文化体験施設などは、もはや決して珍しいものではありません。ハードの平面配置は当然考えるとしても、どんな場所にできるかは、どんな維持管理、企画、運営のソフトウェアを構築できるかにかかってくると思います。
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