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2009/01/25

雲の飛行船構想

私の知人に学者肌の建築家(構造の専門家です。)がいます。彼は数年前から「雲の飛行船構想」をあたためています。太陽熱を利用して水蒸気をでっかい風船に詰めて運びます。偏西風や貿易風に乗せて、乾燥地帯に大量に水を運ぶことができれば、地球上で急速に進む砂漠化を止めることができるかもしれません。彼は計算上は十分可能だと考えています。

 ・地球規模の砂漠化を止める大量給水手段。
 ・長さ300m、直径150m程度のバルーンに水蒸気をつめる。
 ・太陽熱で暖める。
 ・偏東風、偏西風などの定常風にのせる。
 ・透過膜と熱吸収膜の二重膜構造で加温と保温。
 ・一隻の可載水量は1000t以上。
 ・補助動力はソーラーパワーで、自力航行可能。
 ・浮力を利用して安価なリサイクル物流手段を提供。
 ・帰りは天然ガスを日本に運ぶこともできる。
 ・乾燥空気を太陽熱で暖めても飛べる。
 ・比較的安価にできる。
 ・さらに巨大化、船団化すればより効果的。

Cloudssolarballoon01 Cloudssolarballoon02

 

 

 

 

くわしくは、「clouds-solarballoon.pdf」をダウンロード

あたけのぶろぐhttp://blog.atake-i.com/?eid=840148
         http://blog.atake-i.com/?eid=851428

彼は、「あたけぼね」と名付けた構造体も発明しています。これは以前このブログでも紹介しました。 http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2006/04/post_14be.html
”あたけぼねキット” http://www.atakebones.com/

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コメント

「雲の飛行船」だけでも驚いていたのに、「あたけぼね」で更に度肝を抜かれ、お庭の列車(森氏)で完全に腰が抜けました。理系の方々って、素晴らしいですね。

投稿: 絵本の虫 | 2009/01/25 00:46

またどえらいこと考えてますね(笑)
後輩としては誇らしいやら
可笑しいやら・・・

投稿: しもたまり | 2009/01/25 03:12

絵本の虫様、しもたまり様

さっそくのコメントありがとうございました。
気が向いたら(もうしてるかもしれませんが)発案者ご本人にもコメントしてあげてください。http://blog.atake-i.com/?day=20090101

人間の創造力こそが、世の中を発展させる、面白くさせる原動力だと思います。

でも、人間の活動は、地球の規模に比べて無視できないほどに大きくなってしまいました。
産業革命が始まり石炭を消費するようになったとき、その燃えカスが気候変動を起こすなんて誰が想像したでしょうか?
今、気候変動対策として取り組まれている方策にしてもやり過ぎれば新たな「変動」を生み出す危険があるのでは?
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2006/02/post_1b69.html
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2008/05/post_cbcf.html
そんな一抹の不安も持っています。

投稿: 神谷 | 2009/01/26 10:16

神谷様 いろいろご紹介とトラックバックありがとうございます。うちのブログはコメントつかんのになあ。
 今週末東京(環境省)にあたけぼねと雲の飛行船構想の売り込みに行きます。またご報告いたします。ここに行くと良いというところがあれば教えてください。

 神谷さんの記事のうち北極圏にエアロゾルばらまくというのは場合にもよるかもしれませんが、やりすぎですね。副作用が相当ありそうです。国立公園に風車が林立するのもちょっといやですね。

 でも地球環境が人類にとって好ましくない状態、病んだ状態になってきたら、その治療法をいくつも用意することは大切です。対症療法から根本原因の除去までいろいろと。
なるべく対症療法は最小限にしたいですが。

 まだようやくいろいろな環境のメカニズムがわかり始めたところなのでこれからいろんな技術が開発されると思います。そのひとつとして雲の飛行船構想がお役に立てるといいなあと思っています。

 しかしわたくし学者肌ですかねー?それと構造の専門家、いわゆる構造家ではなくてふつうに、というか少し構造に強い建築家です。よろしくお願いいたします。

投稿: atake | 2009/01/27 21:16

atakeさまへ

勝手なことを書いてしまって失礼しました。

素材屋さんで飛行船に興味をもってくれるところがあると良いのではと思います。

投稿: 神谷 | 2009/01/27 23:59

2年前に静岡に移った匿名希望のケイ素化学者です(笑)
毎度、定例議会報告を送って頂き有り難うございました。今回はこちらへ感想を書き込ませて頂きます。
今回の報告も面白く読みました。概算にせよ数字を元に議論しているあたり、毎度ながら理系出身の面目躍如といったところですね♪
桁単位でいいから定量的に理解するっていうのは大事なことだと思います。
「農薬が検出された」ってだけでマスコミが大騒ぎするのは、そういう視点がないからでしょうから。

ところで雲の飛行船構想、面白いですね。ざっと計算してみたら、たしかに3000トンくらいにはなる計算で、びっくりしました。
でも、上空の低温で内部の水蒸気が液化したら減圧状態になってペッチャンコ? 
これだけの構造体を作るのであれば、内部にヘリウムを詰めた飛行船にしてしまえば、減圧や保温などの面倒もなく1000トン程度の水は運べるかも・・・
などと、ついつい現実的に考え込んでしまう面白いアイディアですね〜!

投稿: 静岡市民 | 2009/01/28 17:27

静岡市民様

タイムリーなコメントありがとうございました。

まったく同感です。
数字がちょっと違っていたといって噛み付く議員さんもいますが、私は、この手の話しは桁があっていれば十分議論できると思っています。役所との、この辺の感覚ズレは、いまだに埋まりませんけど。
有るか無いかの問題と量的な問題がごっちゃになってることも結構ありますよね。
建材にアスベスト類が1%以上入っていたら除去等しなければならないというのも、なんだかなあと思います。何の根拠があるのかわかりません。

ところで、飛行船の話し。
私もとりあえず保温がネックではと感じます。
でも、発案者が言うには、「上空は空気が薄いし(沸点は下がるし、熱伝導は減る)、潜熱の容量は大きいので、数十度という温度差があっても、計算上問題になるほど熱は奪われない。」とのことです。(私が、正確に理解していないかもしれませんけど)

投稿: 神谷 | 2009/01/28 18:54

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