« 臨時議会がありました。 | トップページ | 平成21年3月定例議会 一般質問通告一覧表 »

2009/02/20

三好町立学校給食センターを視察・・・東浦の給食を考える Part1

給食(ふわふわキーマカレー&麦ご飯、野菜たっぷりスープ、フルーツのゼリーあえ、牛乳)を試食、施設見学をしたあとに、

強化磁器食器、アレルギー対応、食育、地産地消など給食に対する基本的な考え方を伺いました。

●給食センターの概要

敷地面積:9,610

建物:鉄骨造一部二階建

        1F 2,416㎡  2F 972㎡  合計 3,388

使用開始:平成15410日(工事着手:平成1421日)

建設費:  建物等建設 808,857千円

        備品    391,199千円

        用地    315,110千円

        外構工事  204,177千円   合計17.2億円

                            (後に改修で1800万円追加投資)

調理能力:7,000食/日

        小学校8校 5,105

        中学校4校 2,006

        保育園9園 1,247食   合計8,358

        (2051日現在。

                   但し、内1園は民間移管により自園方式になる。)

職員数:合計61名(2121日現在)

事務職7名(町正規3、町臨時1、給食協会正規2、給食協会臨時1

栄養士4名(栄養教諭1、学校栄養職員2、保育園栄養士1

機関士2名(町臨時2

調理員42名(給食協会正規37、契約職員5

洗浄員6名(給食協会非常勤、うち2名は調理以外の全般を兼務)

●三好町の教育基本方針

子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくためには「食」が肝要。

さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活が実践できる人を育てる「食育」が強く求められる。

「安全・安心」な給食の提供と給食賄材料費の支援など、より充実した学校給食の実施に努める。

●使用する食器

・町内に工場のあるノリタケカンパニー製強化磁器食器を使用(わん・深皿・小皿、@600円前後、年間300個破損)。強化磁器食器は、平成13年に週3回以上の米飯給食に使用する食器が全額補助対象になったことから一部導入、平成15年から全学校で導入。

・昭和51年から、箸とスプーン(先割れなし)を使用。

●使用する洗剤、洗浄方法

食器洗浄器メーカーの推奨洗剤として高級アルコール系合成洗剤を使用。

●殺菌方法

食器類はボイラー熱で、シンクは塩素消毒

●アレルギー対応

・人員、スペースの関係で、除去食、代替食の提供はしていない。来年度、牛乳くらいは対応したいと検討中。卵、乳、ゴマについては、3品のうち2品は食べられるよう配慮。

・該当者の現状:小学生146人、中学生92人(卵、乳製品、蕎麦、海老などアレルゲン39種)

※東浦町:翌月の献立で除けるものは除去(要診断書)。9人ほど対応。

※愛知県は今後、新設・改築設備に関してアレルギー対応指導をする方針

●アレルギー関連の情報の公表

ホームページに、月間献立表と加工済み食品のアレルゲン表示、3大アレルゲン(卵製品、乳製品、小麦製品)の使用量を表示している。重篤な症状の出る恐れがあるピーナッツ、ソバは使用しない。

●材料の調達

給食賄材料の購入は、納入業者審査委員会で、入札を実施して選定。選定基準は、まず価格、つぎに味や出来栄えを考慮するが、産地や添加物も参考にする。

●食べ残し

211月で、8小学校 10.3t(前年同月-0.9t)、4中学校 1.5t(前年同月-1t)となっており年々減少傾向。

●残菜、廃棄物、排水の処理

・残菜は、構内の生ゴミ処理機(200kg/日)で処理しきれない分については広域ゴミ処分場に搬入。

・ダンボールは週3回、使用済み食用油は月1回ていど業者が引き取り。

・排水は、構内の処理槽を通した後、公共下水に放流。

●給食の評価

アンケート調査、学校教員、運営委員などの評判を参考にしている。

●地産地消の取り組み

・米飯給食の米は豊田三好地区の「大地の風」を指定(ビタミンB1強化)。米は委託炊飯。麦ご飯(切断麦10%)、米粉パンもあり。

・パン(月23回)、めん(月12回)には県内産小麦20%使用。(ビタミンB1B2強化)

・野菜は、旬に町内の大根、切干大根、白菜を指定。

・果樹は、タカミメロン、梨、柿を町産指定。

・豊田加茂地域地元農産物学校給食導入促進会議を設置、導入促進中だが、量と品質の安定性が問題。

・作成中の「三好町食育推進計画」では、給食賄材料の愛知県産割合を25年度末までに39%を目指す。(H19では30%)

●給食センターとしての食育の取り組み

・給食週間に調理員が学校で給食を共にしながら、会話を通じて給食の理解を深めている。

・学校栄養職員が、全小学校3年生を対象に年1回学級訪問し、4時限目に食育指導、つづいて給食を共にとりながら給食指導。

・旬を迎えた食材や郷土食を提供する日には一口メモを作成。また校内放送の原稿を作成し放送依頼。

(週4回米飯、化学調味料は使わない。)

●給食に関する情報発信、情報公開

・学校給食センターのホームページでは、献立表、材料表、食べ物カレンダー(郷土料理を知ろう)、加工済み食品のアレルゲン使用表示、加工済み食品の3大アレルゲン(卵、乳、小麦製品)の使用比率表示を掲載。http://www.town.aichi-miyoshi.lg.jp/kyusyoku/

・月に5~7回、クラスごとに一口メモ(食に関する情報提供)を実施。

・栄養士がどんな原稿を書くかに頼っている。(栄養士は情報発信のカナメ)

●給食センター運営のコスト管理(H20年度当初予算ベース)

人件費          31,883千円(町職員3名)

センター運営事業費    3,858千円

センター維持管理事業費 108,113千円

給食配送事業費      51,012千円

賄材料購入委託事業費  318,136千円(給食協会へ)

給食協会運営補助金   185,227千円(給食協会職員51名)

                            合計7億円

※給食代 小学校220円 中学校250

 (材料費高騰により20年度補正予算で998万円赤字補填)

管理に当たっての留意点

・事故防止のため、調理員を対象とした機器の取り扱い説明会を実施。

・調理員の定数は食数により算定するため、増員は困難。機器による効率化を図る。

・光熱水費の無駄を省くため、調理員、事務員に周知徹底。(設備として10kw太陽光発電、太陽熱温水器がある。)

|

« 臨時議会がありました。 | トップページ | 平成21年3月定例議会 一般質問通告一覧表 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80448/44224617

この記事へのトラックバック一覧です: 三好町立学校給食センターを視察・・・東浦の給食を考える Part1:

« 臨時議会がありました。 | トップページ | 平成21年3月定例議会 一般質問通告一覧表 »