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2009/03/04

3月4日に行った私の一般質問の概略

住民投票条例の制定を

    町政に関わる基本的かつ重要な意思決定について、住民の総意を的確に反映し、公正で民主的な町政運営を図り、また、住民の当事者意識を呼び起こし、住民と行政の協働を推進するために、常設型住民投票条例を制定する考えは。

町長 住民投票は民主主義体制の補完や、住民の当事者意識を広げるなどの効果が認められているものの、大衆動員による非合理的な決定や、不十分・不適切な情報提供による判断のゆがみなどの問題点も指摘されており、実施に当たっては慎重を要する。

 また、個別の案件ごとに条例制定を求める直接請求制度を使っても実施が可能なことから、常設型住民投票条例の制定は考えていない。本町では、地域のコミュニティ組織を通じた住民意見の集約を強化していきたい。

    地域の問題は地域自治に任せればよいが、町政全般のことまでコミュニティ組織に責任を負わせるのは筋違い。

 判断のゆがみの原因は行政の情報提供不足から来るもの。

 直接請求制度では、議会の賛成を要するなど手続きが煩雑で時間がかかる。住民投票の手続きを条例で保障すべきでは。

町長 住民投票は、理性よりも感性に流されやすい面があり、正しい判断ができるとは限らない。議会で判断すればよい。

市制移行の前に住民投票を

    市制移行の意思を住民に直接問う考えは。

町長 住民投票で市制移行を決める考えはない。市制施行に向けて十分な情報発信、情報提供を行いながら、タウンミーティング、団体ヒアリング、住民意識調査などにより、住民の意見を頂戴する。

予算編成への住民参加を

    予算編成は行政運営の基本。しかし、そのプロセスは住民には見えない。ともすれば住民からの一方的な要望に終始しがちだ。その予算編成の過程を住民に公表し、キャッチボールをしながら、納得づくで予算を編成していく工夫はできないだろうか。

企画財政部長 住民参加による予算編成は行政に対する関心を高めると同時に、自治力の向上にもつながる。各課が予算原案を作成する段階で住民意見を反映できるようにしたいが、予算編成の過程を逐次公表し、住民の意見を聴きながら予算に反映させる方式は、日程の関係で難しい。

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コメント

「大衆動員による非合理的な決定や、不十分・不適切な情報提供による判断のゆがみなどの問題点」これこそ大衆に限ったことではなくて、選ばれたエリートの方達(議員さん方)にもいえることではないでしょうか。

大事なことは、数の力に流されるのではなく住民各自が自分の理性に照らして正しいと思う判断ができるように、十分かつ適切な情報提供を行うことだと思います。

回答にあったような「議会なら正しい判断ができる」という思いこみは、ゆがんだエリート意識に過ぎません。拝聴していて驚いた問答でした。

投稿: 某傍聴人 | 2009/03/28 15:30

コメントありがとうございました。

全く同感です。
よくある言い分としては「住民は一連の経緯を知らないから」と言うのがありますが、これとても、経緯も含めて十分かつ適切な情報提供がなされていないからだと思います。

むしろ議会のほうが、過去のしがらみ、政治的なしがらみにとらわれて合理的な判断をできないでいるように思います。

そもそも、住民に正しい判断ができないと言うならば、その住民に選ばれた議員はいったい何なんでしょうか?

投稿: 神谷 | 2009/04/02 23:55

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