町運行バスの今後と公共交通政策
問 町運行バス「う・ら・ら」のこの半年間の実績の評価は。
総務部長 昨年10月に、運行車両を3台から4台に増やし、刈谷方面へ乗り入れ、緒川駅東口で乗り継ぎ可能な4路線6系統に拡大したが、前年同時期と比べて5.9%の利用増にとどまっている。
結果的に減便になってしまったこと、乗り継ぎ運行の時刻表がわかりにくいことなどが問題点だ。
問 1時間に1本の定時運行が望ましいと考えるがどうか。
総務部長 利用者には便利だが、運行時間の制約がありバス4台では無理。地域公共交通会議で5台体制の試行を含めた議論をしたい。
問 乗り継ぎがあってもわかりやすい時刻表や行き先の表示は。
総務部長 バス車両の行先表示に乗り継ぎを含めた行先の併記を検討する。
また、時刻表はバス停ごとに、利用者にわかりやすい案内を工夫する。
問 マイカーに偏重しないまちづくりとして、①鉄道の活用②自転車や歩行者にも安全で楽しいまちづくり③パーク&ライドの普及は。
総務部長 ①JR武豊線と地域の公共交通のネットワーク化を進めたい。
②自転車や歩行者の専用レーンを検討したい。
③駅周辺の駐車場で鉄道に乗り換える環境にやさしい移動手段だ。イオンが30台分の駐車場を確保しているが、利用率は50%に満たない。今後さらに広報したい。
学校給食の充実と食育
問 食育推進計画を策定中と聞く。食育・学校給食の基本方針は。
教育部長 子どもたちの健全な食生活のために、職に関する正しい知識や的確な判断力を身につけさせる。学校給食では、地場農産物を積極的に取り入れ、安全、衛生、栄養に配慮することが基本。
問 給食センター新設計画の概要は。
教育部長 候補地は緒川三ツ池地内で敷地面積は7800㎡。現行の1.2倍の7千食を調理。本年度に基本設計、25年度9月に供用開始予定。
問 強化磁器食器の使用など、子どもたちが使用する器への配慮は。
教育部長 基本設計の段階で各種食器の比較評価をする。
問 除去食や牛乳代替など、食物アレルギーへの対応は。
教育部長 今後も、必要に応じて除去食で対応する。牛乳を飲めない子どもについては、他市町の状況を参考に、豆乳、お茶当を検討したい。
問 食材やアレルゲンに関する情報開示とホームページの充実は。
教育部長 献立等の掲載に加え、2学期以降にアレルゲン関係の情報も開示する予定。
問 地産地消や無農薬・減農薬など食の安全に対する考え方は。
教育部長 知多半島、愛知県産を積極的に取り入れていく。無農薬や減農薬の食材はできれば取り入れたいが、供給面や価格面で困難がある。
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