ピンホールカメラを使って日食を見よう
7月22日はあいにくのお天気で、日食を見た人は少なかっただろうと思います。
ピンホールカメラを使って日食を見ようというキャンペーンがありました。
針穴レンズの原理を使ってスクリーンに太陽を映すので、直接見るのに比べれば安全です。
http://moon.jaxa.jp/ja/events/2009/eclipse/pinhole_camera.html
http://www.jaxa.jp/press/2009/07/20090703_komorebi_j.html
http://d.hatena.ne.jp/minekoa/20090719/1247985230
木漏れ日が地面に丸く移っているのを見たことはないでしょうか。実は、これ、葉っぱの隙間の形ではありません。太陽の形なのです。
簡単にできる面白い実験があります。紙にボールペンの先などで直径1mmほどの丸い穴を開けます。その少しとなりに一辺1mmほどの三角形の穴を開けます。これを太陽にかざして、穴を通った光を黒い紙に写してみましょう。穴を通った光の形はどうなっているでしょうか?
そう、両方ともまん丸なのです。これは、「穴の形」を見ているのではなくて、「太陽」を見ているにほかなりません。
こうして簡単に日食も見ることが可能です。ピンボケはしない(凹凸レンズで言うところの焦点距離は存在しない)ので、太陽の手前に電線などの障害物があればそれらもくっきり写るのがわかります。
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