夏休みも最後。つくばに住む友人を訪ねました。
つくばは、昭和40年代以降に原野を切り開き国策によって作られた研究学園都市。国や企業の研究機関が点在しています。1985年に科学万博が開かれたこともありましたが、つくばに来たのはこれが初めてです。
ここは国土地理院。遠くから目に付くのはVLBIのパラボラアンテナです。宇宙の遥か彼方のクエーサーから届く電波を離れた場所にある複数のアンテナで受信し、日本列島の位置のズレや伸び縮みを数mm単位で測定することができます。敷地内にある地図と測量の科学館には、たくさんの資料展示やクイズがありますが、ロビーにある巨大な3D日本列島が圧巻。色メガネをかけて上を歩くと山につまづきそうな錯覚を感じます。
こちらは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)。バックは本物のH-Ⅱロケットです。「宇宙から帰ってきたの?」と子どもに聞かれたので、「ロケットは使い捨てだよ。」と答えたら、「じゃ。不良品かなあ。」と言っていました。確かに言われてみれば・・・??。
見学ツアーに参加。宇宙ステーション試験棟には、宇宙ステーション補給機(HTV)と「きぼう」船内実験室が置かれていました。
友人が勤める高エネルギー加速器研究機構(KEK)。小林・益川理論で昨年ノーベル賞を受賞した小林誠氏はここで長く研究をされていたそうです。敷地内には1周3kmもある巨大な粒子加速器があります。
今日は友人宅に押し掛けて泊めてもらいます。
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