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2009/08/17

新潟の秘湯、古い温泉旅館と、新潟の地酒

7月末に、家族で新潟を旅した。久しぶりの温泉旅行だ。例によって、気の向くまま、木造3階建てなどの伝統的な建築が残っている秘湯の宿を訪ねた。

 大沢山温泉大沢館
昭和50年代に今のご主人が役所を辞めて始めた、比較的新しい宿だ。しかし、借金をして本格的な木造建築の旅館を建ててしまった。草地を見下ろす心地よい浴場の屋根は、太い梁と柱を使った立派な木組みで支えられている。この宿は、北野武監督の映画「HANABI」のロケ地になった。映画のイメージにあった宿を探したらここになったのだそうだ。
随所に、トマトやキュウリなどの野菜や、焼き芋、ところてん、アイスキャンディなどが何気なく置かれていて、好きなときにおやつにできるのも心憎い。
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さすが雪国。一段高い公衆電話。魚沼スカイラインから六日町(塩沢)方面の展望。
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 越後長野温泉嵐渓荘
三条から少し山の中に入った一軒宿。お湯は塩分の濃い冷泉を温めたもので、昭和初期の創業。建物は大正末期の料亭を移築したもの。運良く3階の角部屋に。たいてい旧館のほうが安く泊まれるのも嬉しい。
料理は地の山菜や川魚をふんだんに使ったもので、上品に味付けされていてとてもおいしかった。
宿のすぐ脇を守門川が流れていて、つり橋を渡って河原に出れば、夏場は存分に川遊びができる。川底にはトルコ石のような青緑色の石がたくさん落ちている。
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新潟市近くで見た日本海(越後七浦)
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 栃尾又温泉自在荘
3軒ほどの旅館がある古い温泉地だ。ここのお風呂は夏向き。浴槽は39度?くらいだろうか。ぬるめの源泉が注ぎ込まれ、長い時間ゆっくりとラジウム泉に浸かっていられる。黙って静かに湯治するのがここのマナーのようだ。子どもを連れて入ったらギロッとにらまれた。長い渡りの階段を下りていったところにある谷底の浴場がお薦めだ。
さすが新潟、どこに行っても食卓にマタタビが出てくる。ご飯がおいしいのもいかにも新潟だ。
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 松之山温泉凌雲閣
伝統ある温泉地の松之山温泉の温泉街から少し離れたところに、昭和初期に立てられた重厚な建物。当時としては外部資本による巨大温泉旅館だったのだろう。廊下に展示された昔のパンフレットがそれを物語っている。
3階の廊下の中央には、床板に大きな松の一枚板が使われている。天井が高いので廊下が狭く感じられるが、廊下も客室も広めだ。
ここの温泉は高温の食塩泉だ。
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 カーブドッチ
ここでブドウ作りをはじめたのは1992年。海の近くにワイナリーなんてあまり聞いたことがないが、砂地で水はけが良いのでブドウ作りには向いているのだそうだ。ブドウは垣根作り。
敷地内には焼きたてパン屋やレストラン、よく手入れされた庭園があって、まるで高原のよう。海岸の近くにいることを忘れてしまう。レストランの地下がワイン蔵(カーブ)になっていて、ショップでテイスティングもできる。カベルネソービニオンは香りが豊か、シャルドネは年によってドライなものもあった。
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 八海醸造
八海山は私の好きな日本酒のひとつだ。近くに行ったら是非寄ってみたいと思っていた。
酒造工場の近くに「車屋」という販売店を出していて、八海山のラインナップを試飲することもできる。夏季限定「特別純米原酒」なんてのもある。
お酒ではないが、全国津々浦々のサイダーを集めて売っていた。佐賀のスワンサイダー、指宿サイダー、小豆島のオリーブサイダーとか長崎かすていらサイダーなど各種とり揃えてある。味についてはノーコメント。
近くには八海山泉ビールのブルワリーもある。
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コメント

由緒正しき情緒ある佇まい。
すばらしい秘湯の宿ですね!
うまやらしい!
しかし、神谷さん
飲んでばっかやん。。。

追伸
事細かなご説明。
よくぞご記憶がありましたこと・・・。

カヴァオはん。

それ、皮肉とちゃいまっか? 意地悪うおまんなあ。
そんなぎょうさん飲んでまへん!

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