小学校の授業参観
今日は小学校の授業参観。
6年生は理科室で実験をしていた。各自家から「液体」を持ち寄り、色、におい、リトマス試験紙の変色などを調べて、液体が何物かを当てる授業だ。牛乳、レモン汁、何でもOKだが、味はみないらしい。なかには虫除けスプレーの中身を持ってきた子もいた。
授業参観は時々行くが、実験は初めてだった。
ひょっとすると我々の子どもの時のほうが実験が多かったのではと思うくらいだが、実際はわからない。
確か小学校3or4年の時には塩酸と水酸化ナトリウムの中和実験をやった覚えがある。劇物の塩酸と水酸化ナトリウムを等量混ぜると、超劇物ができると思いきや、なんと食塩に変わってしまっていて舐めることもできるというまさに手品のような実験だった。このときの感動が後の自分の進路を決めたのかも知れない。
HCl + NaOH → NaCl + H2O
ところで、この実験では、ピペットを直接口で吸って中和滴定したのだが、自分も含めて数人が、強アルカリ性の水酸化ナトリウム水溶液を口の中まで吸い込んでしまった。口の中がただれてしまいしばらく物を食べるのがつらかったのを覚えている。今だったら大騒ぎだろう。
| 固定リンク
コメント