野分(のわき)のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。 立蔀(たてじとみ)、 透垣(すいがき) などのみだれたるに、 前栽(ぜんさい) どもいと心くるしげなり。(枕草子より)
台風の翌日こそ、とてもしみじみとした 趣(おもむき) がある・・・。
趣とは言い過ぎではないか(被害が出てたら不謹慎)と思うが、確かに、台風が通過してから外を歩いてみると、トタンや戸板の一部がちぎれ飛んでいたり、木が倒れていたりで、「心ぐるしい」。
この地域は、昨年も一昨年も台風らしき台風に遭わなかった。久しぶりに台風を経験した気分だが、いまのところ幸いにして、大規模な被害は出ていないようだ。
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