”I”からより複雑な言葉に・・・。言葉はどのようにしてできたのか。
”I”のつづきです。
”I”は1文字ですけど、”I”の身の回りにある単語、身体の一部を表すような単語も、例えば”eye”とか”ear”とか単純な言葉が多いような気がします。”we”も短いですよね。
日本語だって、”私(わたし)”の近くには”目(め)”とか”耳(みみ)”とか”毛(け)”とか単純な言葉が多いと思います。
これは言葉の起源と関係があるのでしょうか。言葉はどのようにしてできたのでしょうか。
人類が言葉を持たない頃、「アァ」とか「イィ」とか言ううなり声を身近なものから何となく割り当てていって、だんだん複雑な言葉になっていったのでしょうか?
ふと言葉の起源に興味が湧きました。
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言語の起源はまだわかっていないのですが、言語学で必ず学ぶイェスペルセンの分類は面白いです。wikiより「起原」をご覧下さい↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E
投稿: 絵本の虫 | 2009/11/16 01:16
身体の部位は、さしずめ、「プープー説」でしょうか?
このイェスペルセンの4パターン以外にも、もっともらしい説はあるのでしょうか?
ところで、英語の場合、抽象的な意味の言葉で字数の多い単語は、フランス語由来であると聞きます。では、当時(ノルマンコンケストでしたっけ?)の英語には即物的な単語しかなかったのでしょうか?
投稿: かみや | 2009/11/16 21:02
学生時代の記憶がなかなか戻らず、お返事遅れてすみません^^;
英語はインド・ヨーロッパ語族のうちゲルマン語派に属します。しかし、もともとはインド・ヨーロッパ祖語と呼ばれる一つの共通言語から派生してきたと考えられています。
Norman Conquest以後の英語への影響については、wiki 英語史より「中英語」をご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%8F%B2
これ↑によると「上流階級の話すフランス系語彙と、中下層階級のゲルマン系語彙の二系統が混在する現在の英語ができあがった」ということですから、それ以前はcowはあってもbeefはなかったのですね。
いろいろと考え始めたら なんだか自信がなくなってきて、これから『言語を生み出す本能』(NHK Books)を読もうと思ってます^^;
投稿: 絵本の虫 | 2009/11/24 23:50