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2010/02/18

議会改革。やる気はあるのか??

早くも3月定例議会が近づいてきた。一昨日、議会の「式次第」を協議する議会運営委員会があった。平成22年度予算案など、3月議会の議案も配られ、簡単な説明があった。

その後で、議会改革検討委員会が開かれた。私は会派の代表者ではないので傍聴者として会議を聞いた。

残念なことに、議会改革など本気で考えていない人が大半のようだ。出てくる言葉は「他のまちではうまく行ってないらしい」とか「慎重に」とか、おおよそ前向きな言葉が出てこない。何をやればいいのか事務局に調べろという人もいる。

一致しそうなのは、視察に行こうとか、誰かを呼んで話しを聞こうという意見だけ。それにしても、目的もなしに物見遊山に行っても実りはないだろう。

大体、日ごろ関心を持っていれば、名古屋近辺でも議会改革の勉強会や講演会は、たくさん開かれていることに気づくはずだ。参加費無料のものも多い。各議員が自主的に参加すれば良いことだ。

そもそも、このお金をもらって皆でつるまないと勉強できない体質を変えるのも、議会改革の第一歩ではなかろうか。

そのほかにも、議会として議会報告会を各地区の住民向けに開くもの一つだろう。行政に比べて議会への住民参加の遅れが指摘されている。議会として懇談会や公聴会、意見聴取の場を設けるなど、住民意見を取り入れるしくみを模索する手もある。行政の反問権を認めている議会も増えてきた。議員同士の討議の時間をとって討論を深める試みもある。

議員定数や議員の報酬をどうあるべきかも議論の対象になるだろう。議員の待遇については議員のお手盛りではなく、勇気を出して住民意見を聞くのもいいだろう。

議員の調査能力や政策形成能力、条例提案能力を高めるにはどうすればよいか。考えるべきことはたくさんあると思う。原案に対する修正案を出すなどチェック型議会からの脱皮も課題だ。

議員の政治倫理のあり方を議論するのも大事なことだ。そもそも議員とはどうあるべきか、議会として整理しておくことも必要だ。

行政評価ならぬ議会評価もあっておかしくないと思う。北海道の福島町議会は議員の通信簿をホームページにアップしている。広報誌や議会ホームページの充実も課題だ。

これら一つ一つの改革の具体策を積み上げて、集大成としての議会基本条例をつくった議会もたくさん出てきた。つくった条例を原動力としてさらに改革を進めているところもある。

以前にも書いたことがあるが、私は議員になって以来ずっと気になっていることがある。年間20日程度しか使われない議場は本当に必要なのだろうか。役場庁舎の3階の1/3ほどを占める議場は、きわめて稼働率の低い空間だ。議場を他の用途と共用で使うか、あるいは議会を臨時の会議室で開くことは出来ないだろうか。各地区持ち回りで移動議会を開けば、もっと議会への親しみも湧くだろう。

議会の権威や信頼は、活動の中身から生ずるものだと思う。少なくとも立派な施設から生まれるものでないことは言うまでもないだろう。

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