高低差は街の魅力
昨年11月15日。木曜10時からNHKのブラタモリという番組を見た。古き良き名残を探し求めて街をブラつく企画だ。
麻布のイタリア大使館の構内に江戸時代の大名庭園が残っていたり。
江戸の言い伝えに出てくる「ガマ池」がマンションに囲まれて、公道から見えない形でひっそりと残っていたり。
いまでも池の底から水が湧き出している。
東京は、谷があったり、坂があったり、歩いていて楽しい。タモリも、「高低差はまちの魅力」と言っていたが、同感だ。
ちなみに、きょうのブラタモリは六本木界隈。ミッドタウン(防衛庁跡地)のあるところは元毛利家(萩藩)下屋敷、国立新美術館の敷地は伊達家(伊予宇和島藩)上屋敷だった。六本木もアップダウンの多いところだ。どちらかと言うと大名屋敷は高台に、谷間には武家屋敷があったらしい。六本木ヒルズは元窪地だったところを埋め立ててつくられた「丘」なのだそうだ。まとまった敷地があるせいか、超高層が建っているところはたいてい旧大名屋敷なのだそうだ。
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