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2010/06/29

COP10・100日前イベント 生命流域シンポジウム in 王滝村 のご案内

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生物多様性条約締約国会議COP10100日前イベント

「生命流域シンポジウムin王滝村」

 おいしくて安全な木曽川の水を安価にがぶ飲みする名古屋市を中心とする下流域都市圏住民は約500万人です。その多くはこの水が木曽川上流域の恵み(条約の文言を借りれば「上流域生態系サービス」)であることに気がつかず、上流域の疲弊の現況に責任を感じていません。今回のCBDCOP10名古屋開催は、生命流域に対する下流域都市の責任を多くの市民に知ってもらい、下流域から上流域を支援する具体的な仕組みづくりを求めていく絶好のチャンスです。よって生命流域部会は、本番会議の100日前イベントの一環として本シンポジウムを木曽川上流域で開催することにしました。

 王滝村は、村の面積の90%が国有林です。かつてそこで林業が活発に行われていた頃は村人の多くはそこに労働機会を得ることが出来ましたが、今では火の消えたような状態です。村で一番肥沃で平らな部分が愛知用水の牧尾ダムで水没しました。国有林を借りて村営で始めた御岳スキー場も少子化と若者のスキー離れで赤字にあえぎ、村はとうとう公債比率日本一の自治体になってしまいました。人口も減少を続け、1000人を切りました。役場の職員の自主退職も相次いでいます。

 この村に名古屋市民御岳休暇村があります。下流域最大の都市である名古屋市のレクレーション施設です。赤字続きということでH18年度行政評価でDランクとなり、廃止か売却を勧告されています。しかし、この施設は王滝村民にパートも含めて約100人の雇用機会を創っている施設なのです。廃止は村にとって深刻な事態となるでしょう。

 東京都は明治時代に奥多摩などに26000haの水源林を購入しています。横浜市は大正時代に山梨県道志村に2800haの水源林を購入し、戦後になって道志村にゴルフ場立地問題が起きた時に水源基金を設置して道志村の応援をしました。甲府市も富士川上流に水源林を持っています。一方名古屋市は大正3年に木曽川の水利権をタダで手に入れたのに水源林を持っていません。

 私たちは今回初めて伊勢湾流域で生命流域シンポジウムを開催するにあたり、最もふさわしい場所はこの王滝村であると考えました。名古屋から遠くて多くの人が集まるには地理的に不利ですが、それだからこそあえてこの村に多くの流域市民が集まって、この村を見学し、村人と出会い、上流域の人々から話を聞き、討論し考える絶好の機会であろうと考えたのです。討論と宿泊はまさに休暇村で行います。休暇村入村の前に、王滝村見学エクスカーションを行います。

 

3.シンポジウムの具体的なプログラム(案)

開催日:2010717日(土)~18日(日)

開催場所:長野県木曽郡王滝村(名古屋市民御岳休暇村)

会場アクセス:名古屋から貸し切りバス(および、JR中央線木曽福島駅から休暇村の送迎バス)

予定参加者数:150

参加費:1万円(学生7000円)・・14+交通費込み

17日:名古屋発午前900 (金山駅ダイエー前 830集合)

      王滝村到着1200

      王滝村エクスカーション(12001600)牧尾ダム、御岳スキー場、王滝森林鉄道跡地、王滝村役場、営林署国有林現場

      (昼食は・・・旧三岳村お母さんグループのお弁当)

      名古屋市市民休暇村着1600

      1600~(休暇村見学、散歩や休憩)

1730~(夕食)~1830

      18301915 基調報告: 生命流域再生をめざして(糸土広)・・・山から海までの総論として

      19152015 記念講演:河村たかし名古屋市長

               (柳川喜郎さんとの対談形式で)(司会:糸土広)

      20152100 音楽:流域で活動するシンガーソングライター

(宮本ファミリー)

      2100~交流会

18日:基調講演:柳川喜郎さん  9001000

     パネルディスカッション:10001200 

「上流域再生プラン・・王滝村を例として」

1)           王滝村の歴史と現状( 王滝村長・瀬戸普さん)

2)           市民の飲み水の安全と上流域問題(名古屋水道労組委員長渡辺さん) 

3)           豊田市水源基金の成立過程(豊田市森林課長・原田裕保さん)

4)           中山間地域農業再生のために何が必要か(宮沢杉郎さん)

5)           基調講演者(柳川さん)

    昼食(12001300

   分科会:13001500

1)林業再生

 2)水源基金

 3)水利権と下流域の利水の矛盾

 4)上下流交流

5)流域自給

 )木曽川上流域の文化

 7)おんたけ休暇村の存続と発展をめざして(未定)

    全体会:15001600

    終了 1600   →バスにて帰名(名古屋到着:1900

4.本事業共催団体および組織

  1)環境省中部環境事務所

  2)COP10支援実行委員会

5.参加申し込み方法

 1)往復はがき:

  〒460-0003 名古屋市中区錦2-4-3 錦パークビル 4F 中部EPO気付

    CBD市民ネット事務局宛

1)       Eメール:  BioregionSympo@gmail.com

2)       FAX:052-218-8606

(記載事項:お名前、性別、年齢、住所、電話番号、FAX番号・・・旅行保険と部屋割のため)

いずれかの方法でお申込みいただければ、折り返し、受付確認と参加費払い込み口座番号をご連絡します。

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