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2010/07/08

学校給食センター運営委員会

7月2日に、学校給食センター運営委員会が開かれました。会議の公開の対象になる諮問会議です。たまたま、町PTA連合会会長である自分がアテ職(慣例)で議長を務めることになっています。

会議に先立って、給食センター長(課長)に1週間前に全委員に対して議題と会議資料を配ることと、給食の残菜率(食べ残しの重量比率)は満足度の指標になりうるので、年次別の推移と各学校別の残菜率がわかる資料をつけるようお願いしておきました。

はたして当日、資料は前もって委員全員(各学校のPTA会長または副会長がアテ職で任命されています。)に届いていましたが、残菜率のデータは添付されていませんでした。このあたりの対応が、住民の主体的参加ではなくて事務局の都合で行われている査証です。

会議には給食に関心を持つ住民2名の傍聴がありました。会議は、これまでさしたる発言もなく短時間で終了していたのだそうですが、どっこい今日は、質問や意見がたくさん出ました。会議終了後に保健所の方の講話も予定されていたので、最後に自分の発言を控えたほどでした。迂闊なことに、この日の議事のまとめと確認も端折ってしまいました。

主な質問・意見は、給食費の滞納に関すること、計画中の新給食センターのスペックと地域とのかかわりに関すること、栄養素のバランスに関することなどでした。詳しくは、議事録(要約)が公開されます。公開は役場での閲覧だけなく、ホームページにアップするのがいまどきの常識でしょう。

傍聴された方から聞いた話しですが、会議終了後に会議資料を回収されたそうです。公開の会議で資料を渡さない、この神経が信じられません。
後で課長に聞いたところ、総務課の作った会議公開マニュアルに沿ったものだそうです。総務課に質したところ、「資料を渡すなとは言っていないが、渡す場合は傍聴者全員にもれなく配布しないと問題になるので、回収するという判断もありうる。」とのこと。これって、役所的消極論の典型ですよね。
(※ちなみに先週自分が傍聴した図書館運営会議では当然のごとく資料を渡されました。)

これまで私は、情報公開と住民参加に関連して、行政の会議の公開と参加についても、一般質問などを通じて議会発言をしてきました。住民から役所が不信を招くような情報提供であってはならないし、参加していただくからにはやりがいのある住民参加でなくてはなりません。まだまだ質問のネタは尽きないようです。

 

以下、気のついたことを行政に対する感想・提言としてまとめました。

① 質疑・意見交換の時間を十分にとって、意見の出やすい雰囲気作りが大切です。

② メンバーについては、給食という受益者にとって身近な問題であることからしても、PTA役員に加えて、一般の公募形式をとることが十分可能と考えます。よって、一般(あるいは保護者)公募の導入を求めます。
 食のあり方をどう考えるか、アレルギー対応についてどう考えるかなど、有益な意見が得られるものと考えます。公募導入により偏った意見が出るなどと危惧する意見が行政内部で出がちですが、偏っているかどうかは議論の中で明らかにしていくべきことです。むしろ、会議を活性化する活力の源として、また、良きご意見番として、この分野に興味・関心・見識をもつ公募委員の活用が求められます。

③ 学校給食センター運営委員会として、閉会する前に、当日出た質問、意見、それに対する答弁などを口頭で簡単にまとめ、参加者の共通認識として確認を取っておくことが必要だと思います。
 言い放しでは会議の成果が得られません。議事録が残るから大丈夫というかもしれませんが、要約筆記には漏れや解釈の齟齬が生じがちですし、その日の議論の要点は会議の中で整理しておくべきです。(※今回自分が議長を務めながら、時間を気にしてこの部分を端折ってしまったことを反省しています。)

④ 答弁は、落ち着いてわかりやすくしていただければ結構です。今回時間をかけた割りに意味不明の答弁が若干ありました。例えば、会議の参加者からも、「揚げ足を取るつもりはないのだから、『栄養基準は上回らなければならないものではない。東浦町としてはこれで問題ないと考えている』とはっきり答えてくれれば納得するのに。」との感想を聞きました。

⑤ 会議の時間が不足するので、外部の方の講話は恒例行事にしなくて良いと思います。給食試食は皆さんの楽しみでしょうし、栄養職員の方の指導デモンストレーションはあって良いと思います。(時間が押してきたので、慌ててやっていただき申し訳なかったと思います。)

⑥ 会議資料の中に、残菜率の年度別、学校別のデータがなかったのは残念です。残菜率は、顧客満足度や目標達成度の指標となる重要なデータです。会議のメンバーに認識・関心を持ってもらうことにもつながります。
 今回の議事のまとめと、答弁の不明確部分の補足とともに、残菜率のデータを、各委員の皆さんに事後送付することを提言します。

⑦ 傍聴者から会議資料を回収する必要はないはずです。すでに会議は公開されているわけですから持ち帰りやコピーの禁止はありえません。現に、他の諮問会議では資料の持ち帰りはできますし、ネット上で資料が公表されているものもあります。改善を求めます。

⑧ 年1回の会議開催で、はたして必要かつ十分なのでしょうか。例年1回と固定せず、案件に応じて柔軟に対応してはいかがでしょうか。
 特に、これから新学校給食センターのコンセプトや仕様を固めていく必要があると思いますが、先日の会議でも「地域への情報発信?」の部分が曖昧との印象を受けました。せっかく諮問機関があるのですから、意見収集や方向付けに活用しない手はないと思います。

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