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2010/09/29

狂言+オペラ融合『マクベス』公演のご案内

あいちトリエンナーレ「祝祭ウィーク(10/11~10/17)」プロジェクトのひとつ、音楽劇『Macbeth(マクベス)』のご案内です。伝統芸能の狂言とオペラのコラボレーションです。

狂言狂??の友人から案内をいただきました。

 ●公演: Macbeth(マクベス)
 ●日時: 10月11日(祝) 14:00(13:00開場)
 ●会場: 愛知県芸術劇場コンサートホール
 ●チケット(全自由席): 前売券: 一般 4000円、学生 2000円
                当日券: 一般 5000円、学生 2000円
 ●問い合わせ先: 狂言共同社・佐藤事務所(Tel/Fax 052-911-8784)
   狂言共同社 ホームページ: http://www.kyogen.co.jp
   Theatre Priject Si ホームページ: http://project-si.art.coocan.jp/
   「『マクベス』名古屋公演紹介.pdf」をダウンロード

以下、友人から送られて来た案内文の抜粋です。

Macbeth20101011

 狂言+オペラ融合「マクベス」公演のご案内です。狂言共同社の、野心的な公演です。
 折りしも名古屋開府400年ですが、約400年前から、尾張藩の能狂言を脈々として受け継いできた、名古屋本拠の和泉流狂言。明治以降は、狂言共同社に結集した方々が受け継いでいます。この名古屋の狂言師が中心となって、狂言師と、オペラの歌手たちが共演、バックには新作曲のパイプオルガンと和太鼓の演奏、演ずるのは、シェークスピアのマクベス、舞台は、名古屋芸術劇場コンサートホールという、とても刺激的な舞台が実現することになりました。
 10月11日祝日、14時からです。自由席、前売り4000円、当日5000円です。 主演は、名古屋の実力派、佐藤融師、お父様の佐藤友彦師も重要な武将役で出演、オペラ歌手は、東京・二期会の土田聡子他。名古屋公演の後、京都公演、東京公演も行なわれます。名古屋では、愛知トリエンナーレ協賛公演、京都・東京の公演は、文化庁芸術祭参加作品とするそうで、その意気込みが分ります。この東西融合の公演をプロデュースしているのは、東京・早稲田の関根勝教授。京都の狂言師、茂山良暢師も参加。パイプオルガンの演奏は、フランスからジャン・モノーが来援。
 九月二十六日、和泉流狂言師佐藤融さんに、お話をうかがうことができました。東西融合の取り組み、狂言とオペラとの舞台の進め方の違いについて、最初は、違和感があったそうです。 しかし、稽古をする中で、まとまりができてきたそうです。ただ 、まとめ過ぎるのではなく、やり方の違い、いわば演じ方の対決を生かしていく舞台にしたいとおっしゃっていました。パイプオルガンの演奏を背景に流して演技の練習をするのはこれからだそうです。音楽と演技の緊張感ある統一、これも楽しみですね。
 多様な芸能のエッセンスが、うまく噛み合ったら、とてつもなく惹きこまれる舞台になりそうです。 私は、こういう刺激は大好きで、とてもワクワクしています。興味をもたれた方、お見逃しなく。
 まだ、チケットはお求めできます。公演が近づいていますが、地元でのPRは必ずしも十分ではありません。興味を持ってもらえる人に知られていないのではないかと心配です。
 以下に、佐藤友彦師による「マクベス」のご紹介を抜粋します。

 あいちトリエンナーレ2010祝祭ウィーク共催事業 Macbeth(マクベス)公演のご案内
 この秋、名古屋ではさまざまな催し、イベントがひしめきあっています。「名古屋開府400年」記念、「生物多様性条約国際会議COP10」の開催、そして「あいちトリエンナーレ2010」など、いずれも狂言共同社としても協賛事業などを抱え、精力的に取り組んでいます。なかでも大きな公演、一大事業として取り組むのが、「あいちトリエンナーレ2010協賛事業」としての「Macbeth(マクベス)」です。狂言共同社が主催し、東京の「Theatre Project Si」との共催で企画、上演にこぎつけました。
 これは、シェークスピアの悲劇「マクベス」を、日本を舞台に翻案し、日本の古典芸能である狂言と、西洋歌劇であるオペラとの、東西文化の融合をはかり、新しい舞台創造をめざすものです。狂言師の優れた発声・演技力と、オペラ歌手との共演。世界的にも著名なJean Guillou氏に、本公演のためにパイプオルガンでの作曲を依頼、奏者もフランス から招聘して、日本古来の和太鼓との共演。トリエンナーレ2010の協賛事業として、国際性も豊かに盛り上げようというものです。
 私が初めてシェークスピアを読んだのが「マクベス」でした。中学生の頃かと思いますが、黒沢明の映画で「蜘蛛の巣城」を観ました。三船敏郎と山田五十鈴の主演でした。その時は予備知識も何もない状態、不気味な世界でよくわからなかった印象ですが、白黒画面で白塗りの山田五十鈴のマクベス夫人が、狂気の様で血塗られた手を洗い続けるシーンが強烈で、いまだに目に焼き付いています。その日帰ってすぐに原作を読みました。やはりその時はよくわからないと感じました。長じて何度か読み返すきっかけともなった「マクベス」は、私にとっていつか乗り越えなければならない壁のようでもありました。その「マクベス」に今回共同社を挙げて取り組むこととなったわけです。
 このシリーズは早稲田大学教授・関根勝氏の翻案・演出で、Theatre Project Siの企画として、これまですでにシェークスピアの悲劇「ハムレット」「リア王」「オセロ」「ロミオとジュリエット」の4本(この間に喜劇「フォルスタッフ」も上演)を狂言師とオペラ歌手の共演で全国各地で上演し、高い評価を得てきました。今回の「マクベス」がシリーズ3年計画での最後の公演、総仕上げとなります。
 これまではすべて能舞台での公演、大鼓など限られた条件での上演でしたが、今回は会場も愛知県芸術劇場コンサートホールでの公演、パイプオルガンと和太鼓を用い、照明も使っての大がかりなものです。
 狂言共同社としては2回目の「リア王」から協力、このとき重要な悪役を務めた佐藤融が、今回は主役マクベスを務めることとなり、本人も大層意気込んでおります。
 コンサートホールの舞台から、お目にかかれることを願っております。

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