あいちサトラボ・・・新メンバーでモリコロパーク「里山づくり活動」
新メンバーの募集http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2010/06/post-1bb1.htmlをかけて、サトラボの新しい仲間が集まりました。やっと活動本格化です。
●過去のワークショップの記録(県のHP)はこちら
●あいちサトラボH22年度の活動報告(県のHP)はこちら
里のグループは、瀬戸からこのあたりに特有の粘土と礫からなる耕作に適しない土壌で、とにかく野菜や芋をを作ってみようと、さっそく小さな面積ながら堆肥の有無など条件の違う畑の区画をつくって、作物栽培を始めました。メンバーで手分けをして水遣りなどをしています。8月28日には昼食時にウリ、獅子唐など収穫した野菜の味見をしました。
我々森のグループは、8月28日に森のエリアを3地区に分けて、植生調査をしました。
9月11日には、展望の良い場所、遊びに使えそうな場所など森の利活用を考えながら、森のエリアを一通り歩き、特徴的なポイントを地図上に落としました。今まで入ったことのなかった谷地形の底にも降りて現地を体感しました。
9月25日には森づくり作業のための、鎌、枝切バサミ、ノコギリ、刈払機、チェンソーの簡単な講習を受けました。
ここでやろうとしているのは参加者の手により進化し続ける県民公園づくりです。単なる里山保全をするのではなく、大人から子どもまで、森の中で創意工夫しながら自由に遊べるシステムをつくっていきたいと思います。
森で見つけたヌルデの虫こぶ(8/28) 中にはアブラムシのような小さな虫がたくさん入っていた(8/28)
展望の良い場所(9/11) 隣の谷はキャンプ場予定地(9/11)
シダの茂る小道(9/11) 谷の底は落葉がいっぱい(9/11)
講習の様子(9/25) キクイムシが入った後、クワガタムシが入っていたと思われる虫食い穴(9/25)
9月25日午後からは、平和公園くらしの森で里山保全活動をしている「なごや東山の森づくりの会」を訪ね、代表の滝川正子さんから現地の説明を受けました。
左: 昔、射撃場に使われていたところがあり、鉛汚染の注意看板が立っている。
右: 最近完成した炭焼窯。新潟出身の方が定年後に炭焼の指導に当たっている。故郷の縁者に「昔はソリで雪山に通っものたが、いまは、地下鉄で炭焼きに通っている。」と冗談を言っているそうだ。
左: 以前は、果樹園だったところ。 右: 市が田んぼを整備してくれたそうだが、この辺では畦に石垣を使ったりしないとボヤキがでていた。
この谷では十分水が湧いていて、湿地もある。この森には竹林はわずか。
左: 公園入口から見た里山の家。完成したばかりの市民の休憩所&森づくりの拠点。 右: 奥に見える棟は森づくりの会のための倉庫
左: シンプルで広々とした里山の家の内部。 右: 倉庫棟で説明を受けるサトラボのメンバー。
なごや東山森づくりの会の活動一覧(H22年度) ダウンロードはこちら
名古屋市内で公園・緑地の自然環境の保全や再生に取り組む市民団体は、市に登録しているもので30ほどあります。 →なごやの森づくりパートナーシップ連絡会
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