現職教育研究会・・・小学校の公開授業を見学
きのう午後から、藤江小学校で「現職教育研究会」があり、公開授業を見ました。
年に一回各学校持ちまわりで、学校としてテーマを設けて行ってきた授業づくりを他の学校の先生に見てもらおうというものです。テーマは「伝え合う活動」。受身でもなく、情報を一方的に発信するのでもなく、単に情報をやりとりするだけでもなく、積極的な相互理解を目指しているようです。育てたい力として、次の3点を挙げています。
①様々なことに興味を持ち、主体的にかかわろうとする力
②自分の意見を適切に表現したり、相手の考えを正確に理解したりする力
③相手の心や気持ち、立場や状況を考える力
それはともかくとして、公開授業を見学しました。いわゆる授業参観です。
こういうとき、本当は、1つの授業に密着して授業の流れ(起承転結?)を一通り見るのが良いと思うのですが、どれが見ごたえがあるかはわかりません。それで、いつもすべての授業を一通り見て・・・ということになるのですけれども、ザッピングをしても授業の良さはわかりません。そうこうしているうちにチャイムが鳴ってタイムオーバーとなるのがいつものパターンです。
今日もとりあえず各教室を回りました。
途中、道徳の授業で、子どもがお使いやお手伝いをしたからお母さんにその分の請求書を渡してお金をもらおうとする設定がありました。それに対して、母親も子どもに「優しくしてあげた代」や「看病代」や「服代」、「食事代」、「部屋代」を請求するのですが、はたして請求額がいくらになるのかという問いかけをしていたので、これは面白そうだと思いました。これからどう展開するのか、せめてオチだけでも見たいと思ったのですが、他所をのぞいているうちに時間切れ、最後のところを見逃してしまいました。
結局、お話の中では母親の請求額はゼロ。そこで無償の愛を考えることになるらしいのです。
授業では、最後に実際に子どもが家族にあてて書いた手紙を発表。そして先生が家族からの愛情に満ちた手紙を読み上げて感動的に終わったそうです。結局、悔しいことに今日もいつものパターンになってしまいました。
公開授業が終わってから、全員が体育館に集められ、大学の先生から授業の講評がありました。
それにしても、居眠りを決め込んでいる先生が結構います。日頃忙しくてお疲れなのでしょうか?それとも行事がマンネリ化して?内容に興味がもてないのでしょうか?
ところで、これ何だかわかりますか?
「ふじまるくん」といって、藤江小学校のマスコットキャラクターなのです。PTAの母親代表の方の発案だそうです。PTAで、着ぐるみも用意、出張サービスもある?のだそうです。中に入るのは誰でしょう。必殺ポーズは今のところないそうです。
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これって町内の小学校が一斉に午前授業になって行われる研究会ですね。その間、眠っている先生がいらっしゃるなんて、ちょっと勿体ないですね。
授業参観でもそうですけど、一斉に実施すると保護者の場合は私語がうるさくて授業の妨げになってますから、いつでも個別に参観できるようにすればいいと思いますし、先生方の研究会も一斉よりは少数が順番に抜ける形にして相互に授業を往き来できるようにすればいいのにと思います。
(いつも一斉の授業参観では、私は上の子と下の子の教室を行ったり来たりして移動だけで疲れてしまいます。いつぞやは勢いよく歩きすぎたのか、貧血で倒れそうになりました^^;)
投稿: 絵本の虫 | 2010/11/20 23:26
もちろん保健室で寝てるとかじゃなくって、全体集会で講演を聞いているときのことですけどね・・・。
講師の話しを聞くだけなので、面白くなければ眠くなりますが、最初から眠りを決め込んでいる人が結構いるのです。以前もそんな光景を見たことがあったので、印象に残っていました。
先生の世界は、持ち回りの行事や(希望による参加ではなく)動員が常態化しているのではないか、その弊害が現れているのではないかと、ふと想像してしまったのです。
研究会なども、それなりに事情はあるのでしょうけど、全員一斉ばかりでなくある種の柔軟性があっても良いのかなと思います。
こう言うとき(授業参観など)にどの授業が面白いか、前評判(たぶん先生たちは御存知かも??)がわかると、そこへ行って定点観測するのでしょうけど、教えてくれる人がいないので、毎回あちこちうろつくことになります。
投稿: 神谷 | 2010/11/22 14:55