« 現職教育研究会・・・小学校の公開授業を見学 | トップページ | 半田市議会議長が『議会内閣制』を特区申請 »

2010/11/18

拓殖大学地方政治センターによる議員研究会に参加

先週、名古屋で「拓殖大学地方政治センターによる議員研究会」が開かるというので行って来ました。センター長の竹下譲先生(元四日市大学教授)が進める地方議員のネットワーク作りです。

初回である今回は、竹下先生を囲んで、愛知・三重県内の若手議員同士が意見交換する形で進行しました。市町の議員以外には、三重県議会の三谷議長と、最近、議会改革試案でマニフェスト大賞を受賞した神奈川県議の菅原さんが参加されました。

まず、題材として、竹下先生が、最近の議員提案条例の粗製濫造を憂う発言をされて、それにコメントを加える形で自己紹介。

私は、「議員になるとき、立法府なのだから議員提案条例のいくつかを作るつもりで議会に臨んだ。しかし、いまだに一つも作ったことがないのは情けない。以前、情報公開条例の改正案を出そうと他の議員に声をかけたが、彼らが言ったことは、『一般質問をして、行政に変えさせれば良い。』だった。また、以前、常任委員会を原則公開にしようとしたとき、『委員長の許可制』を謳っている議会会議規則を改正することに強い抵抗があった。結局、会議規則は変えずに委員会冒頭に委員長傍聴許可を宣言する運用で、『原則公開』を実現した。ローメーカーである議員が条例の制定・改正に消極的であることがわかった。
単なる宣言条例や当たり障りのないモノを粗製濫造するのはどうかという意見はわかるが、まずは条例を作る練習をすることが大事だと思う。」という趣旨で発言。

若手議員同士の意見交換会というか雑談会といった感じです。以下、さまざまな意見を交わすことができました。

議員一人一人の責任が曖昧で、意思決定過程が見えにくい会派制が問題点としてあがりました。
「会派制を一朝一夕になくすことはできないが、まずは、議会内で各論別に超党派の議員連や研究会を組織する手もある。」
「まずは、情報公開を徹底していけば必ず議会改革は進む。」

「議会の一般質問(過去・現在)を調べれば、そのまちの課題はほぼ掴めるはずだから、まとめてみてはどうか」という指摘もありました。

「昔の議事録をさかのぼって地方議会の歴史を知ることが大切。昭和39年以前は一般質問はなかった。」
「はたして一般質問は必要なのか? 意思決定者である議員が何を質問するのか?」「地方議会では今、一般質問がメインイベントであるかのようになってしまっているが、本当は、個々の議案に対して議員同士が議論して意思決定していくことが大事なのでは。」との指摘は新鮮でした。

「議長になるハードルを高くする。議長にはマニフェストを課す。そうすれば適任者が議長になるはず。」
「キチンと仕事をするように議会のしくみを変えていく。そうすれば、それに耐えうる人しか議員になれないはずだ。」

とかく機能していないといわれる地方議会ですが、是非キチンと議会の役割を果たし、有権者から人数が多すぎるとか、報酬が高すぎるといわれないような議会にしたいものです。

|

« 現職教育研究会・・・小学校の公開授業を見学 | トップページ | 半田市議会議長が『議会内閣制』を特区申請 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80448/50033135

この記事へのトラックバック一覧です: 拓殖大学地方政治センターによる議員研究会に参加:

« 現職教育研究会・・・小学校の公開授業を見学 | トップページ | 半田市議会議長が『議会内閣制』を特区申請 »