« 多文化共生フェスタ | トップページ | 行ってきました。ヌーボーコンサートとワインレクチャー »

2010/11/20

ゲタに呼ばれて日本へ

PTAの動員がかかっていたので、午後から県教委主催の講演会に行きました。後半はジョン・ギャスライトさんの講演でした。そのさわりの部分をちょっとだけ。

ジョンさんが日本に来ることになるきっかけは「下駄」だったのです。
彼は5歳のとき、カナダ東海岸のバンクーバー島に住んでいました。そこで、海岸のゴミ拾いをするのが趣味でした。海岸に打ち上げられるゴミの97%が外国のもの。当時その中で一番多かったのが日本のゴミだったのだそうです。一升瓶、酒枡、弁当箱・・・いろんなものが見つかりました。ある日、鼻緒のとれた下駄を拾ったのでした。
いったいなんだろうと、お父さんに聞いたら、彼はゲタを裏返しにして、「これは本立てだよ。」と答えました。そこでジョンは大好きなロビンソン漂流記と宝島を下駄の歯の間に挟んで立てておきました。
ところが、ある日、テレビで日本の時代劇を見ていたら、なんと、人がゲタを履いて歩いているではありませんか。それで、どうしても下駄の国へ行ってみたくなりました。さっそく、お父さんに相談したら、ジョンは日本から呼ばれているのだと励ましてくれました。次の日には、もう街中の人がジョンが日本に行きたがっていることを知っていました。お父さんはいつも、ジョン少年の夢を膨らましてくれる”dream maker”でした。
ところが、彼は事業に失敗して”dream breaker”になってしまうのです・・・。

|

« 多文化共生フェスタ | トップページ | 行ってきました。ヌーボーコンサートとワインレクチャー »

コメント

私が2000年に下駄のお話を拝聴した時は、ジョンさんはスコットランドの民族衣装だったように記憶しています。当時まだ幼かった次男が講演中に大声を出して周囲の顰蹙を買ってしまったため、後ろ髪を引かれつつ会場(S中)を後にしました。その時、”dream maker”までしか聞けなかったので、”dream breaker”の続きがあったことは初めて知りました。

投稿: 絵本の虫 | 2010/11/23 01:09

さわりの部分は10年まえと同じだったんですね。
この日も、ジョンさんはスカートとバグパイプの出で立ちで登場。その格好で来る途中にコンビニに寄ったのだそうです。ジョンさんを目撃した人々のいかにも「日本人的な対応」が笑いを誘っていました。

この後は両親が離婚して、継父とうまくいかなくて、人間不信になってしまう話しが続きます。

doream breakerとは「そんなの考えてみれば無理なのわかるだろ」みたいに、冷めた現実を突きつけて子どもの夢を壊す人のことだそうです。その話しを妻にしたら、まるでうちのお父さんじゃないのと言われました。

投稿: 神谷 | 2010/11/25 23:42

そうだったんですね。10年ぶりに続きがわかって感激です。

後半のお父さんのお話、わが家では間違いなく私です(^^ゞ

投稿: 絵本の虫 | 2010/11/26 23:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80448/50092997

この記事へのトラックバック一覧です: ゲタに呼ばれて日本へ:

« 多文化共生フェスタ | トップページ | 行ってきました。ヌーボーコンサートとワインレクチャー »