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2011/03/26

第6回 名古屋大学高等研究院レクチャー のご案内

下記の案内をいただきました。

Nagoyaunivliar6
  「lecture20110329.pdf」をダウンロード

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 公開講演会 第6回高等研究院レクチャー
 環境学という学問を創る
 開催日時:平成23年3月29日(火)15:00~
 開催場所:野依記念学術交流館2階カンファレンスホール
       (東山キャンパスマップ69番の建物)
       <
http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/>
 詳細:<
http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/>
   ポスター<
http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/Activities_Programs/lecture110329.pdf>
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
 地域の環境問題を究明し、地球環境を救命しよう!

今回の高等研究院レクチャーは地球や地域の環境の問題究明とその救命に果敢に挑むトップランナーたちが語る物語です。

「環境と一口に言うけれど、どこからどこまでをさすの?」
「地球環境が大切なのは分かるけど、どうやったら一人一人の手で守れるの?」
など、我々が普通に生活していても時には思いを巡らす問に答えが見つかるかもしれません。

環境学という学問は、何でしょうか? 環境学を医学に例えて説明します。
ある地域の「環境問題」とは人体の一部分の「病気」に相当します。
環境学とは、環境の病を「診断」し「治療」するためのものです。
環境の問題究明と救命には、「診断型」と「治療型」双方の研究が必要です。

地域の環境の診断と治療に責任をもってあたるのが「臨床環境学」。
臨床を支える共通の基盤を、地域の問題をまたいで構築していくのが「基礎環境学」。
これら二本の環境学の柱をもっと大きな地球環境問題の架け橋とし、診断と治療もしっかりとつないでいく必要があります。

「臨床環境学」を定着させるためには、診断と治療、双方の研究者が「病(地域の環境問題)の現場」をよく調べて情報や知恵を共有することが重要です。

「基礎環境学」の役割は、さまざまな現場からの知見を集約し体系化すること。
「基礎環境学」を「臨床環境学」にフィードバックできれば、大規模な「地球環境」問題の解決へとつながっていくこと、間違いありません!

第6回高等研究院レクチャーでは、名古屋大学環境学研究科の先鋭研究者3人それぞれの話題を通じて基礎と臨床の環境学のコラボによって拓かれる最先端の環境学を解説します。

 中塚武先生が、樹木試料から復元した弥生時代の気候変動と卑弥呼の時代の歴史との関係などの解明を通して、気候変動に対応できる人間社会のあり方を論じます。
 横山智先生は、ラオスでのフィールドワークを通して、ラオスの人々の多様な森林資源の利用とそれにまつわる環境問題を論じます。
 加藤博和先生が、低炭素化と市民の生活質の向上に貢献する交通システムと地域づくりに関し、地方自治体などへの提言も含めて論じます。

 環境学という学問の創造にむけて、名古屋大学グローバルCOEプログラム(GCOE)「地球学から基礎・臨床環境学への展開」では、真摯にかつ果敢に環境問題に挑戦し続け、世界屈指の成果を着々とあげています。GCOEリーダーの安成哲三教授が、その先進的な取り組みと意義について分かりやすく解説します。

 最後に、創るべき環境学について参加者の皆さんと活発に議論したいと思います。

 どなたでもご来聴できますので、皆様、奮ってご参加下さい!

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