息の長い、忍耐強い持続的な被災地支援が必要
昨晩、仙台に住む親しい友人から、無事の連絡が届きました。自宅の損傷も少しで済んだとのことです。海岸から数キロのところなのでダメかも知れないと思っていました。
こちらでは、住民の皆さんが何とかして被災した方々を支援したいと、募金活動が始まっています。「地元の公民館に募金箱を置いてくれれば、自分で歩いてお金をもっていけるのに」というご提案もたくさんいただきました。さっそく公民館には(ちょっと小さいけど)赤十字のマークの付いた募金箱が置かれました。
早く、毛布などの生活物資もみんなで集めて送らねばと言う声もあります。しかし、今回の震災は、被害が甚大で、まだ物資の流通が確保されていません。闇雲に物資を送っても、届かないし、届いたところで受け入れ態勢が整っていないとゴミの山を積み込むだけになってしまいます。
ともかく、一番大事なことは、一過性の募金活動や物資の送達ではなく、これから復興まで何ヶ月、いや、何年かかるかわからないなかで、息の長い、忍耐強い支援活動を続けていくことだと思います。
災害への追悼と復興を励ます気持ちを忘れずに、まちで、地域で、学校で、家庭で、個人で持続的な支援活動をしていくことが最も求められているものと考えます。
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