« 神秘の国トルコ ハイライト8日間 紀行文 (Part1) | トップページ | 下水力発電・・・ウンコの力をなめてはいけない?? »

2011/05/21

阿智村村長 岡庭一雄さんのお話し 『協働と自主自治』

長野県下伊那郡阿智村村長 岡庭一雄さんのお話しを聴く機会があった。

ちょっと哲学的なはなしもあったが、自治体の民主主義はどうあるべきかをまじめに追及する姿勢を感じた。理念を大事にする人だと思った。
以下は、発言内容のメモ。

三日三晩、みんなが納得するまで話すのが自治の原点。民主主義とは多数決ではない。

例えば、廃棄物処分場の計画があるとする。入口で反対ではなくて、どんな処分場をつくるべきなの議論をすべき。迷惑施設に見返りを要求するのも主体性がない。

田中康夫前知事は、「県民は顧客、職員はサーバント」と言っていた。しかし、住民は単にサービスの受け手だろうか? 住民こそ主体者だ。住民が主体者として活躍できる村を目指したい。

例えば、大きな体育館が欲しいという要望の言いだしっぺが公民館で学習会をする。(政党と宗教活動を除いて)5人以上が集まれば学習と視察に公費を支出できる。社会教育の全村民集会を開いて全村民の課題とする。設計書や運営の理念もつくる。住民自らが運営の担い手になる。

地方自治は民主主義の学校だ。地方自治の主体者になると国の矛盾にも気づくようになる。選挙で小泉さんを支持しておいて、郵便局がなくなったがどうしてくれる?と文句を言ってもだまされた自分が悪い。

昨今は、ミソもクソも「協働」。「行政と住民が対等の立場で・・・」と言うのはおかしい。行政は住民のしもべのはずだ。

協働とは、行政の力を借りて自分達でやっていくことだと思う。そこには学習と社会変革が介在する。自己実現のために営む社会的活動を通じて、公共領域を広げていくこと。そこには権力は関わらない。

自己実現、自己発達の機会を提供することは、良い道路、良い水を提供するのと同じく行政の仕事だ。職員はどうすれば自己実現に近づくかを考えながら、住民に尽さなければならない。

地域の要望は地域でとりまとめる。そうすると、地域の要望を持ってくる議員の仕事がなくなる。議員は村の将来、公共とは何かをしっかり考えるようになった。

予算を住民と一緒に作ることを目的に、9~10月に財政の住民向け説明会を開いている。

村の予算の概要などを、議員が地域で説明する。なぜ議決したのか説明しなければならない。議員が勉強していないと、住民からバカにされる。

|

« 神秘の国トルコ ハイライト8日間 紀行文 (Part1) | トップページ | 下水力発電・・・ウンコの力をなめてはいけない?? »

コメント

阿智村岡庭一雄前村長の不正 で検索!
共産党員の資格なし、不正と権力の村政時代を暴く。

投稿: | 2016/05/21 16:56

阿智村は、昼神温泉やヘブンス園原のあるところ。2009年に清内路村と合併して、夜空のきれいなまち「星ふるさと」として売っています。2014年に熊谷新村長さんが就任されました。
http://www.vill.achi.nagano.jp/site/sontyoheya/20140217sontyo.html

投稿: 神谷明彦 | 2016/05/27 10:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80448/51717247

この記事へのトラックバック一覧です: 阿智村村長 岡庭一雄さんのお話し 『協働と自主自治』:

« 神秘の国トルコ ハイライト8日間 紀行文 (Part1) | トップページ | 下水力発電・・・ウンコの力をなめてはいけない?? »