東海テレビの取材を受けました。
先週、東海テレビ報道部の方から上水道の水源問題について取材を受けました。
長良川河口堰の運用が開始されてから15年以上がたち、環境面だけでなく、利水面などについても検証したいとのことです。
知多半島の上水道の水源問題だけでなく、木曽川水系の水の受給の問題や、環境ホルモンなどの水質の問題、河口堰が生態系に及ぼす影響、河口堰に関わる市民運動など幅広く取材されているようです。息の長い地道な取材に期待するところです。
自分の最近の活動として、
●一昨年12月には、「木曽川流域圏シンポジウム」に参加し、「水道水の水源を長良川河口堰から木曽川に戻したい」と題して、プレゼンテーションをしたこと
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2009/12/post-5c44-1.html
●昨年3月の定例議会で一般質問したこと
http://homepage3.nifty.com/kamiya-a/rep220504.html#ippanshitsumon
●昨年7月には、「流域生命シンポジウムin王滝村」に参加して、「水利権と下流域の利水の矛盾」分科会のコーディネータを務めたこと
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2010/07/in-5c77.html
●今年の3月定例議会では、3人の議員の連名で「上水道の水源を長良川河口堰から木曽川にもどすことを求める意見書(案)」を提案しましたが、6:10で否決されたこと
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2011/03/post-1051.html
などをお話ししました。
しかし、
木曽川から河口堰への水源の切り替え時にはインパクトがあったと思いますが、慣れてしまったことと、いくら訴えても変わらないと言う諦めの両方から、大きな声を出す人がいなくなってきているのではと思います。
東浦町内では、きれいでおいしい木曽川の水に対する住民の皆さんの根強いニーズを感じます。私は4月の統一地方選挙でも、上水道の水源を木曽川にもどすことを訴えました。一定の支持はいただいているのではと思います。しかし、それが住民全体の運動につながっているわけではありません。
以前、常滑市では杉江節子議員が、粘り強い運動をしていましたが、議員をやめられてからは活動していないようです。
半田市でも、以前、加藤精重県議会議員が上水道の水源問題を取り上げていました。半田市長選挙では榊原伊三氏が「水道の水源を木曽川にもどす」ことを公約に掲げて当選したことがありましたが、いずれも現在は活動していないと思います。
以上、住民のニーズはあるはずですが、各まちの中における活動も弱いですし、知多半島全域を結ぶ面的な活動にはなっていないのが残念です。
時間が経てばあきらめるだろうという行政の考え方に屈してはいけないと思います。
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