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2011/10/06

竹田恒泰氏講演会・・・この国の真の力を知る・・・

先月のことだが、自称右翼の慶應義塾大学講師 竹田恒泰さんの「日本人は、まじめで、勤勉で、利他的。決して捨てたもんじゃない。」という元気の出る話を聴いた。

話しっぷりは感動的で迫力がある。以下、印象に残った部分を記す。

南三陸町の役場職員で、庁舎が津波に襲われる最期の最期まで役場の放送室で避難を訴える放送を続けていた遠藤さんは、25歳で12月に結婚が決まっていた。父親は役所の業務命令を責めるわけではなく、「娘を誇りに思っている」と言ったそうだ。

ボランティアで救援物資を運んだが、11か所の避難所で「物資は足りている。他をあたってほしい。」と断られ続け、やっと際奥地の12か所目で、その日の食料も枯渇した避難所にたどり着いた人がいる。その人が後で知ったことは、他の11か所も決して物資が足りていたわけではなかったということだった。獲り合えば足らなくなる。譲り合えば何とか足りるのだ。

会社の研修で、今どきの若者の教育を担当することがある。必ずやる課題で、「自分が死んだら、どういう弔辞を書いてくれれば成仏するか、書け。」という問題を出すが、それを見ていると、人間、最後は家族、最後は愛。決してビジネスや名誉ではないことがよくわかる。これは中国人でもアメリカ人でも同じだ。

しかし、日本人の仕事観は特別だ。これがある限り、日本人は他国民にマネのできないモノづくりが可能だ。
日本人は、10の金額を受注すると15の仕事をしようとする。そして、その仕事の出来栄えに満足する。
アメリカ人は、10の受注をすれば、10の仕事をする。それ以上の仕事は損。そもそも、仕事は神が与えた罰。1か月休むために11か月仕事をするのだ。懲役10年の罰を受けるのに15年刑務所に入るバカはいない。
中国人は、10の受注をすると、7の仕事をする。そして、3ごまかしたことを自慢して満足する。

中小製造業の経営者層が集まる会場では、うなづきながら聞いている人が多かった。

確かに一つのものにこだわりを持って作りあげることは素晴らしいし大事なことだが、世の中が必要としていないものをひたすら手間をかけて作り続けても、感心はされても喜ばれることはないだろう。やはり、世の中に役立つ画期的なアイディアが不可欠だと思う。今の日本はそこが甘いと思う。いまのままの延長線上でひたすら頑張れというのではただの精神論だ。

アップルの創始者スティーブ・ジョブズの語録には、「常識や経験をあえて捨てて考える力が必要。」との言葉があるらしい。他人よりも少しでも丹精込めて地道に努力することはとても大切なことだが、10±3とか5にこだわっていては、いかにも想定の範囲内だ。ブレイクスルーや飛躍のためには発想の転換が必要だと思う。

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