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2012年1月

2012/01/30

知多半島の水源問題を論じた新聞記事が出ました。

1月27日の中日新聞朝刊社会面に「愛知県の長良川河口堰検証プロジェクトチームが長良川河口堰を開門して知多半島の水道水の水源を木曽川に戻すことを提言している」記事が出ました。
この中で、私が「水不足が心配」として、水源の切り替えに消極的と受け取れる記述がありました。何人かの住民の皆さんから「町長は心変わりしたのか?」との問い合わせがありました。役場でも誤解を招きかねない記事のことが話題となりました。
たぶん記者さんは、私が取材を受けた時に話した言葉の断片を記事のバランスをとるために使ったのでしょう。「水不足を心配する住民がいる」のは事実ですが、私の主張していることとはニュアンスが異なります。マスメディアの前では言葉に気をつけねばなりませんね。

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幸い、翌日の中日新聞朝刊知多版には私の主張がほぼ正確に書かれていました。(27日が社会面、28日が知多版で、購読者が異なるのがいささか残念ですが・・・。)

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もともと私は、長良川河口堰を使うにしても、まず木曽川の水を優先的に人間の飲み水に使うべきで、河口堰の水は工業用水や農業用水に回せばよいと主張してきました。しかし、河口堰を開門して、知多半島の水をすべて木曽川に切り替えれば、上水道の水を木曽川に戻すことができます。
ただし、そのためには知多半島の自治体の考えが一つにまとまる必要があります。河口堰を開門すれば長良川の水は利用できなくなります。木曽川の水が飲みたいのが大方の人の本音だとしても、問題になるのは代替水源の手当てでしょう。水の安定供給のためには、牧尾ダム・味噌川ダム・阿木川ダムの統合運用や、岩屋ダムの利用、木曽川の既存の水利権の整理などが必要になってくるでしょう。渇水時に河口堰を一時的に利用できるようにする手もあるかもしれません。
もう一つ大事なことは、きれいでおいしい水を供給してくれている上流への心遣いです。先日、王滝村の瀬戸村長さんが東浦町を訪ねてくださって、地元の産品やスキー場のPRをして行かれました。木曽川の水の恩恵を受けている我々下流の自治体は、森林整備の支援、木製品や食品の購入、観光などを通じて、木曽川上流の皆さんの雇用や生活を少しでも支えられるよう、日ごろの恩返しをする必要があると思います。

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2012/01/29

第9回 東浦かるた大会

10年前に10人ほどの有志がボランティアで始めた東浦かるた大会は、今年で9回目(インフルエンザで1回中止)を迎えました。今も住民の有志と小学校の先生たちの協力で大会が運営されています。私も当初からのスタッフメンバーです。これからも、住民のひらめきや活力を大切にしていきたいものです。

今日は、小学校1年生から4年生までの約160人が参加しました。札を読む前の一瞬の静けさ、緊張感が走ります。

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2年生がカルタとりをしている間にほかの学年は外で羽子板、駒回し。最初は慣れない手つきでも、さすが子どもたちはすぐにうまくなります。さすが昔取った杵柄も・・・。

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2012/01/27

朝、出かける前に、

車の窓に霜がくっついていてなかなか取れません。

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霜はどうして降りるのでしょうか?

雪の細かいようなものが降ってくるからでしょうか? いえ、違います。

実は、車の窓が気温よりも冷たくなっていて、空気中の水蒸気が窓ガラスの表面で冷やされて凝結する(水になる)ためだそうです。窓ガラスの表面が氷点下であれば霜になるし、氷点よりも高ければ夜露になります。

では、なぜ、外気温よりも窓ガラスの表面温度は低くなるのでしょうか?

それは放射冷却のためなのだそうです。すべての物体は、電磁波(赤外線)を出すことによって熱エネルギーを外部に放射しています。夜間は地表から、より冷たい宇宙空間(約-270℃の背景放射を持つ)に向けて赤外線を放射しているので、常に冷却されていることになります。大気の放射は地表の放射よりも小さいので、晴れた夜には、地表の温度は気温よりも低くなるのです。月(星)のきれいな夜に霜が降りやすいのはこのためです。雲があると、地表からの放射は雲に遮られ、また、地表は雲からの放射を受けるために、放射冷却は弱まります。

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2012/01/23

小顔対決   v.s. ザボン

鹿児島の人からザボンをもらいました。

夏みかんをうんとデカくしたような外観です。皮が厚くてむくのがちょっと大変そうです。

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2012/01/22

スポーツ少年団駅伝大会

今日は、スポーツ少年団対抗の駅伝大会。地域の野球やサッカーのチームに所属する小学生が1~6年生の部に分かれて走ります。お母さんやお父さん、おじいちゃんおばあちゃんの声援がとてもにぎやかです。

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“judo”は英語で通じます。“Ekiden(駅伝)”も英語で使われるようです。

駅伝は、英語では“Raod relay”とか“Marathon relay”とも呼ばれますが、日本が発祥と言われています。

1917年に東海道五十三次の伝馬制にヒントを得て読売新聞が主催したのが競技の始まりだそうです。
当時は、京都の三条大橋を出発して上野の不忍池までの23区間508㎞を、まる二日かけて走りました。当時のスタートとゴール地点の近くには「駅伝発祥の地の碑」があるそうです。

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2012/01/20

名古屋大学レクチャー2012 「日本文学と日本文化をめぐって語る」~ドナルド・キーン博士をお迎えして~ のご案内

名古屋大学でで開催予定の公開講演会の案内をいただきました。講師は、親日家で有名なコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン博士です。

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 公開講演会 名古屋大学レクチャー2012
「日本文学と日本文化をめぐって語る」~ドナルド・キーン博士をお迎えして~

開催日時:平成24年2月11日(土・祝)14:30~17:30
開催場所:名古屋大学豊田講堂
    (地下鉄「名古屋大学」駅下車、2番出口すぐ)
 駐車場は準備していませんので、公共交通機関をご利用ください。
 地図:<
http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/> 
    (東山キャンパスマップ赤色のD3-5の建物)

申込締切:1月31日(火)
当選者にはハガキを郵送します。(講演会当日、ハガキをご持参ください)
詳細: <
http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/> 
 ポスター・応募フォーム:<
http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/lecture/index2012.02.11.php>

 
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2011年3月11日、私たちは東日本大震災に続く原発事故という未曽有の大災害に直面しました。
その際における日本の危機管理の在り方とともに、被災地の人々の、悲しみを抑えた理性的で整然とした行動が世界の注目を集めました。

我々日本に居住する者にとっても、昨年来の出来事は改めて日本人と日本文化の個性を問いなおす希有な機会になったと思われます。

今回の名古屋大学レクチャーは、この震災を契機にして日本人とともに生きたいと決意された日本文学研究者で、コロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン先生 をお迎えして、個性的な精神と文化が生み出した日本文学を世界文学の中に位置づけてお話しいただきたいと思っております。

キーン先生は、1922年アメリカ合衆国のお生まれ、著作は『日本文学史』(1976年~)、『百代の過客』(1984年)をはじめ多数にのぼり、長年の功績により2002年に文化功労者、2008年に文化勲章を受章されました。

キーン先生のお仕事は多岐にわたりますが、能・狂言・人形浄瑠璃・歌舞伎などの演劇を文学史に組み入れることを特徴としています。本レクチャーでは日本演劇研究の権威でキーン先生のお仕事に関する深い理解者である早稲田大学名誉教授の鳥越文蔵先生にご講演の中でキーン先生のお仕事をご紹介いただくという、大変贅沢な企画を盛り込みました。
鳥越先生は、ご著書『元禄歌舞伎攷』で1992年芸術選奨文部大臣賞受賞、1997年紫綬褒章を受章されました。

名古屋大学レクチャー2012は、世界文学と芸能というユニークな角度から日本文学と日本文化を学ぶ貴重な機会を得たいと念願しつつ、広く皆様のご参加を呼び掛けるものであります。

どなたでもご来聴できますので、皆様、奮ってご応募下さい!

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申込方法: 名古屋大学高等研究院ホームページ(<http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/>)からもお申し込みいただけます。

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2012/01/18

バイオリン・リサイタルのご案内

東浦町出身のバイオリニスト新美友紀さんとピアニスト新美光映さんのコンサートです。

3月6日(火)19時から名古屋伏見のザ・コンサートホールにて。

詳しくは以下をご覧ください。

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2012/01/15

朝は文化財消防訓練、昼から大府青年会議所新年会、晩は久しぶりに自宅で。

今日は朝から藤江神社で文化財消防訓練です。

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藤江神社には「だんつく(八ツ頭舞楽)」と呼ばれる獅子舞に使われる古面や龍頭の面が保管されています。火災を想定して、文化財の搬出と消火の訓練をしました。
東浦町には、国指定文化財が1つ(入海貝塚)、県指定文化財が6つ(乾坤院の仏画2、乾坤院と善導寺の書跡各1、無形民俗文化財虫供養1、個人宅にある大樹寺旧門1)、町指定文化財が28あります。これは、まちの大きさを考えれば、近隣市町と比べても決して少なくありません。文化財は住民の心の拠り所でもあります。大切に守っていかねばなりません。

                 国指定文化財  県指定文化財  
  東浦町         史跡入海貝塚 1         6
  大府市                   0          3
  東海市        観福寺本堂など 3          2
  知多市             書跡など 7          7
  半田市       旧中埜家住宅など 8          5
  刈谷市  天然記念物カキツバタ群落 1         16

昼から、大府JCの新年会に出席。明日の夕方は半田JCの新春賀詞交歓会です。このところ、金曜日は文化協会新年会、昨日は商工会新年賀詞交歓会と県職東浦会懇親会に出席して外食続きです。今晩は久しぶりに自宅で夕食です。そのせいか?晩御飯はちょっと凝っていました。

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2012/01/13

この時期、挨拶や原稿書きや新年会が殺到

午前中は、民生委員の皆さんの前で恒例の町長講和。何の話しでもよいとのことだったので、上水道の水源のお話しをしました。私がこれまで主張してきた上水道の水源を木曽川の水に戻すことについて、そして、長良川河口堰検証プロジェクトチームの動向についてお話ししました。

午後は、年始の来客や予算査定の合間を縫って、婦人会と更生保護女性会の広報誌の原稿書き。

夕方は文化協会の新年会があります。忘年会が終わったと思ったら、年が明けて新年会が目白押しです。

あすは、商工会の賀詞交歓会で、町長の年頭所感を20~30分話すことになっています。あれやこれやで準備する時間がありません。ぶっつけ本番になりそうです。

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2012/01/12

今年の年賀状です

今年の年賀状です。
昨年は夏休みに屋久島へ行ったのでそれを題材にしました。今年はほとんど出かけていませんので年が押し迫ってから地元で撮りました。
これまで毎年撮った写真を使って年賀状を作ってきました。1989年から24年分の年賀状コレクションを、こちらでご覧いただくことができます。
いつも必ずフイルムカメラで撮影していたのですが、今年はいろいろトラブルがあってデジカメで撮った写真になりました。画像はほとんどいじっていません。

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上の写真は、竹やぶで竹を切った中にローソクを入れてほのかに光るところを撮りました。でも、外が明るくなり過ぎていて、ローソクの光がイマイチです。

目指したイメージはこんな感じだったのですが・・・。

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事業仕分けの意義と海外での関心

事業仕分けの意義と海外での関心について、「構想日本 JIメールニュースno.536」からの引用です。

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 事業仕分けは世界の注目を集めている
            政策研究大学院大学客員教授 田中 秀明

去る10月半ば、経済協力開発機構(OECD)の公共ガバナンス局が毎年開催している「政府上級中枢ネットワーク」という会議に出席するため、カナダの首都オタワに行ってきました。今回のテーマは「現代の問題への効果的対応」でした。背景には、どこの国も世界経済危機の影響から財政赤字が拡大し、その削減が大きな課題になっていることがあります。

会議は2日間行われ、私からは日本の中央政府で行われた事業仕分けの経緯や仕組み、結果などについて紹介しました。特に、事業仕分けは、(1)国民が納税者の立場で予算や事務事業の問題を議論する「参加型予算編成」の試みであること、(2)これまでの行政の問題を洗い出し、公務員カルチャーの変革を目指すものであること、(3)単なる歳出削減の道具ではなく、中央政府と地方政府、政府と個人、公と民の関係やそれぞれの役割を問い直すものであることを強調しました。

これに対し、カナダ政府の内閣府次官であるウーターズ議長より、「日本の事業仕分けでは国民が直接議論を傍聴できるようだが、国民の関心はどうだったか」との質問があり、私からは、「事業仕分けは国民に予算の内容や財政赤字の問題を考える機会を提供し、流行語にもなった。こうした問題意識が財政再建に向けたステップになると考えている」と答えました。この他にも多くのコメントや質問が寄せられ、各国の関心の高さがわかりました。

カナダは1990年代にプログラム・レビュー(カナダ版事業仕分け)によって財政再建に成功した国として有名です。カナダは財政収支を黒字に転換させ、現在でもG7(日米英仏独伊加)の中では最もよい財政状況を維持しています。ウーターズ次官はまさにこの財政再建を実務レベルで担当した幹部公務員の一人です。

カナダが財政再建に成功した1つの理由は、当時のクレティエン首相の強いリーダーシップがあったからです。しかし、日本では大臣任せ、役人任せの改革は期待できません。そこで、日本の事業仕分けでは、プロセスに「外部の目」を取り入れ、しかも市民が直接傍聴できる公開の場で行うという手法がとられています。

「国民の目の前で議論する」ということは、まさに民主主義の基本です。その基本に立ち返るところに日本の事業仕分けの最大の意義があります。昨年11月には憲政史上初めて国会の決算行政監視委員会で事業仕分けが行われ、国会改革や行政評価のあり方に大きな影響を与えました。国でも地方でも今後ますます議会主導の事業仕分けが増えていけば、財政再建だけでなく、日本の民主主義そのものの再建へとつながっていくはずです。

ぐずぐずしていては日本もギリシャの二の舞になります。私たちは世界から注目されている事業仕分けの意義を正しく理解して、日本もカナダのように自力で財政再建ができることを世界に示さなければなりません。

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 2012年 事業仕分け始め 1月14日(土)日田市、21日(土)北杜市

・日田市
 日 時: 2012年1月14日(土)10:00~17:30
 会 場: 日田市役所 7階大会議室
 連絡先: 企画課 0299-59-2111

・北杜市(公開研修)
 日 時: 2012年1月21日(土)13:30~17:00(予定)
 会 場: 須玉ふれあい館
 連絡先: 企画課 0551-42-1321

*今後のスケジュールなど、詳しくは構想日本HPをご覧ください。
  http://www.kosonippon.org/shiwake/index.php

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2012/01/11

ライオンズクラブの留学生が町長を訪問

オーストラリアの高校生Heatherさんがいま東浦でホームステイしています。

彼女とは、オーストラリアの故郷のことや、好きな映画についてお話しすることができました。となりのトトロや魔女の宅急便など、スタジオジブリの映画が好きなのだそうです。日本に興味があって、小学生のころから日本語を勉強しているそうですが、日常会話ができるほどではありません。彼女が英語でゆっくりクリアに発音してくれたので助かりました。海外の留学生が来ると、記念に東浦町のパンフレットと於大を紹介する冊子、卯の花をあしらったピンバッジなどを贈ることになっています。

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 ※mediasエリアニュース(知多メディアス動画)・・・留学生が訪問http://www.medias-ch.com/movie_detail.php?page=284

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2012/01/10

予算の町長査定が始まりました。

予算見積書には、町が行うすべての仕事について、その予算と根拠(積算や見積もり)が明記されています。各分野ごとに全て目を通すには何日もかかりますが、議員の時に眺めていた予算書に比べると格段にわかりやすいです。

3月定例議会に向けて、初めての予算編成です。できる限りすべてに目を通すつもりです。特に、新年度予算には、学校給食センターの建設予算約20億円のうちの12億円ほどが含まれます。投資的事業ですので借金はせざるを得ませんが、借金を増やさないといった以上は、できる限りの節約をして支出を切り詰めなければなりません。

予算の編成過程は、不充分ながら、今回の予算編成から少しずつ公開を進めていこうと取り組んでいます。町のHPのこちらをご覧になってください。わかりやすい公表を進めるにはどうすればよいかのご意見も頂きたいと思います。

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2012/01/09

きょうはのんびり

正月に風邪をひいたまま、ちっとも治りません。久しぶりにきょうは、一日予定なしなので、家で書類の整理や読書をしながらのんびり過ごしてカゼを治そうと思います。

それにしても、昨日は、午前中に、成人式と出初式。午後から、県営住宅自治会の新年会と夜は私的な飲み会。結構ハードなスケジュールでしたが、それなりに有意義に過ごすことができました。

若者たちが企画した成人式はとても爽やかでした。以下、CATVが撮った成人式の様子と、私の祝辞の全文です。

Capture20120108c ※mediasエリアニュース(知多メディアス動画)・・・東浦町成人式http://www.medias-ch.com/movie_detail.php?page=273

 

新成人、おめでとうございます。

今、日本の人口はピークを過ぎて、経済も右肩上がりの時代は終わりました。高度成長期を過ごしてきた私たちとは違い、皆さんたちは親よりも物質的に豊かになれない世代かもしれません。
しかし、皆さんたちは無限の可能性を持っています。まだ将来何になるか、何をやるか決めていない人は、何にでもなるチャンスを秘めています。そんななかでも、好きなこと、打ち込むもののある人は目が輝いていると思います。
ただし、自分の好きなことやりたいことが、簡単に見つかるとは限りません。なかには一生かかる人もいるでしょう。たまたまめぐり合った仕事をやっているうちにだんだん好きになることもあるでしょう。自分に合う仕事が見つからないとぼやく人もいます。
「自分に合う仕事がないなんておこがましい。」「バカの壁」の著者として有名な解剖学者の養老猛さんは、なりたくて解剖学者になったわけではない。窪みにはまるように、世の中の必要とされるところに自分がはまるだけのことだと言っています。

人間は何のために生きているのでしょうか。生きがい探しは一生の課題であり悩みなのかもしれません。中には早く見つけて生き生きしている人もいれば、途中で目標を見失う人もいるでしょう。

世の中はグローバル社会に突入したと言われています。将来、この中の多くの皆さんが、海外と取引をしたり、海外で暮らしたりしているかもしれません。いやおうなしに海外との厳しい競争に巻き込まれるかもしれません。
外国語を駆使することも必要になるでしょう。しかし、グローバル社会で通用する人は、単に外国語が話せる人ではなく、自分の頭で考え、自分の言葉で、自分のことや自分の国のことを他人に伝えることが出来る人だと思います。まず日本語が正しく使えなくてはならないし、論理的な思考が出来なくてはならないと思います。そのために皆さんは、学校、家庭、地域や職場で学んできたし、これからも学んでいくのです。皆さんはまだ若い。可能性は無限大。磨けば光るダイヤモンドの原石です。

クリエイティブであれ。Something newを見つけろ。人と違う道を歩むことを恐れるな。失敗を恐れず何かに挑戦しよう。
得意分野を磨け。人に負けない強みを持とう。
人と積極的にかかわろう。人とのつながり、絆を築こう。
社会に目を向けよう。新聞、テレビの受け売りでない自分自身の意見を持とう。
生きるとは何か、何のために生きるのか、哲学、人生観を持とう。
二十歳になったら選挙に行こう。政治に参加しよう。

さらに、25歳になれば被選挙権も加わります。被選挙権とは、議員や市町村長にあなたたちが立候補できる権利のことです。選挙以外にも自分の住んでいる町の行政に対してネットやタウンミーティングを通じて意見を言うこともできます。ぜひ、政治やまちづくりに積極的に参加してください。
若者の政治離れが問題になっています。政治に参加する権利を行使しないとますます若い世代が政治的弱者になってしまうと思います。

たくさん注文を付けましたが、
ぜひ、これまで家庭で、学校で、社会で、そしてかかわった多くの方々から学んだことを糧にしてさらに成長して、世界に羽ばたいて活躍する人になってください。どうか、東浦町で成人式に参加された思い出を大切にしつつ、一人一人の人生を切り開いていってほしいと思います。
皆さんを期待し、応援したいと思います。

平成二四年一月八日   東浦町長 神谷明彦

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2012/01/08

今日は成人式

新成人おめでとう。

 自分の好きなこと、得意なことをやる。周りから認められる。もっと好きになる。だけど、本当に好きなことは誰でもいつでも見つかるわけではない。すでに見つけた人もあるだろう。待っていても来ない人もあるだろう。目の前にあるのに気が付かずに通り過ぎてしまう人もあるだろう。でも、時間は待ってくれない。職業についていない人は、いずれ職業を選ばなくてはならない。
 では、好きなものがなかったらどうするか? 好きなものがなかなか見つからない人もいるだろう。ある人にとっては、一生かかって見つけるものかもしれない。まずは身近にあることから、きっかけのあることから、チャレンジしてみてはどうか。何かを見つけて一生懸命に打ち込んでみよう。とにかく動き出してみよう。皆さんは若い。皆さんには無限の可能性がある。やり直しだってできる。
 20代の経験がその後の人生を決めるといっても過言ではない。これからの10年は今まで以上にもっと早く過ぎていくだろう。ただし、可能性は歳とともに急速にしぼんでいくことをお忘れなく。
 大事なのは毎日毎日、後悔しないように一所懸命に大切に生きること。
得意分野を磨け。クリエイティブであれ。人と積極的に関わろう。絆を築け。社会に目を向けよう。自分自身の意見を持て。生きるとは何か、人生観を持とう。
 皆さんの活躍を期待しています。

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2012/01/04

仕事始め・・・職員への新年の挨拶

8時30分から消防支所訪問、9時30分から仕事始め式、役場幹部会、区長会の新年あいさつ、その他に議員さんや企業、各種団体などさまざまな方々の訪問を受けた。

仕事始め式では、役場職員に対して年頭のあいさつを踏まえたうえで、以下のことを述べた。

 職員の皆さんには、役所の外にも目を向け、住民に支持される職員、他の役所からも羨望のまなざしを持ってみられる職員を目指してほしいと思います。また、ホームページは、各課の政策アピールの場です。大いに活用してください。
 住民と協力し合い競いながら、町や社会を作っていく気概をもっていただきたい。
 黒子に徹する必要はありません。目立つのは首長だけである必要はありません。「町役場の星」が何人かいても良いと思います。
 講演依頼を受ける、シンポジウム、マスコミ等で発言する、専門誌への寄稿など、情報発信できるようになってこそ行政のプロだといえます。
 ユニークな提案も出してほしい。意見があれば言ってほしい。役職や年齢にこだわる必要はありません。

 こういうことを言うと、スタンドプレーが横行するのではないか、公式見解と矛盾が出たらどうするのか、住民に誤解を与えるのでは、などの懸念点が出てくるでしょうが、それなら実際にそこまで情報発信してみてもらいたいものだと思います。誤り、行き過ぎは正せば良いのです。何もしないのは問題にされずに、余分なことをすると批判される風土ではいけません。

 役所や企業や市民活動の事例を学んで政策通になってほしい。それに、自分のひらめきやアイディアを添えられるようにしてほしいと思います。

 今、役所の採用試験に合格するのは難しくなってきています。やる気のある優秀な人材も入ってくるはずです。彼ら彼女らのやる気をそがずに、活躍する公務員に育てなければなりません。

 「東京財団週末学校」という研修プログラムがあるので紹介します。
週末の休日に東京での研修6回および国内調査2回、平日に国外調査1回を実施予定。受講費、教材費、受講に必要な交通費・宿泊費(実費)は東京財団が負担します。対象は49歳まで。
 数か月にわたり、毎週週末がつぶれる。宿題やレポート提出の課題もたくさん出るかもしれない。小さな町村では気恥ずかしいかもしれない。しかし、その程度のことは乗り越えなければ、東浦の将来、日本の将来をコーディネートする一員にはなれません。我をと思わん人は、志願してみてはどうでしょうか。市民協働の考え方はしっかりと身につくと思います。
 興味があったら、総務課と相談してみてください。

 以上、長くなりましたが、
ぜひ皆さんと一緒にいい仕事をしたいと思います。
皆さんの奮闘を期待するとともに、引き続き今年一年お付き合いしていただくことをお願いして、年頭の言葉とさせていただきます。

Capture20120104 ※mediasエリアニュース(知多メディアス動画)・・・仕事始めhttp://www.medias-ch.com/movie_detail.php?page=261

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2012/01/02

必見! 師崎から見える富士山   知多半島で富士山が見えるのはどこか??

私のfacebook友達の寺田さんが12月30日未明に撮った知多半島の先端からの富士山(写真中央)です。

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「富士見」の謎』の著者である田代博さんが、カシミールを使って作成された富士山の可視域マップによれば、知多半島で富士山の見えるところはで表示された区域になるのだそうです。詳しくはこちら(愛知県から見える富士山)をご覧ください。

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2012/01/01

新年を迎えて

 あけましておめでとうございます。

 失われた20年といわれるように日本のみが低成長を続けていたかと思ったら、欧米先進国にも世界的な景気減退の波が襲い、成長華々しかったBRICsなど新興国にも景気の陰りが出てきました。
 通信革命に始まった世界のグローバル化は、地球をますます狭くして、もはや先進国がビジネスチャンスにつながる情報を独占する時代ではなくなりました。生産拠点も、短期的な判断で世界中を駆け巡る時代となりました。
 また、この狭い地球上に、70億人もの人口がひしめき、鉱物資源、エネルギー、そして水や食料が限られたものであることも明らかになってきました。成長の伸び代が見えなくなる中で、人類は、本当の豊かさ、本当の幸福を求めて、その価値観、方策を模索中です。

 日本も問題山積です。人口がピークを迎え、GDPの成長がとまり、世界に例を見ない急速な勢いで少子高齢化が進む我国は、これまでと状況が180度変わる中、方向性を見失っているように思われます。正解のない中で、地方こそが、様々な試みを模索して、元気の糸口をつかまねばなりません。
 個人の自立も必要です。まずは、自分で考え、自分で行動する。そして、一人ではできないことは家族で、近所で、地域で、そして行政で。互いに思いやり、助け合う、それが公共の姿です。
 物質的な満足に幸せの指標を求めていたのに対し、これからはいかに心を豊かに保つか、足るを知ることを喜ぶ謙虚さも大切になってくるのではと感じます。

 さて、東浦町は、この数年来、2012年の新年に市制移行する段取りを進めてきました。残念ながら、国勢調査の人口が5万人に満たず、実現できませんでした。市制移行については、次回2015年の国勢調査に向けてこれからも住民の皆さんに何がどう変わるかを説明し、理解を得ながら進めていきたいと考えています。

 町の財政にかかわる問題としては、まず、昨年の9月定例議会で、町長の退職手当の支給の特例に関する条例を可決いただき、自らの退職金を支給しないこととしました。手狭になった役場庁舎の増築計画も見送りにしました。市制移行に伴う関連予算1億9862万円は、12月定例議会の補正予算で減額をしました。
 しかしながら、設備が老朽化し、給食の供給能力にも限界の見えてきた学校給食センターの新築移転に20億円余り、また、緒川新田地区の名鉄踏切の高架化にも数十億単位の負担が必要となるため、今後の予算配分は慎重に行わなければなりません。これら懸案の資金調達には町債を発行(すなわち借金を)することになります。
 限られた、予算を何に重点的に使っていくか、住民の皆さんのご意見をいただきながら進めていく必要があります。当然、削らなくてはいけない事業も出てきます。皆さんの納得をいただきながら進めていくために、予算の編成過程を公表し住民の皆さんとともに予算の在り方を考えていくことを、部分的ではありますが始めます。
 今年の夏ごろには、「事業仕分け」を計画中です。住民の皆さんにもご参加をいただき、現在行われている事業が町行政でやるべきことか、また改善の余地はないか、外部の目も入れて、議論したいと思います。

 自治体間の交流、協力関係も重要なテーマです。刈谷市とは定住自立圏形成協定を結び、公共施設の相互利用や公共サービスのネットワーク化を進めていきます。大府市とはウェルネスバレー構想に基づき、20年後を見据えた健康・福祉・医療関連産業の育成と健康長寿のまちづくりを目指します。

 一方、福祉については、子育て、介護予防、健康管理、障がい者福祉など、これまで東浦町が地道な努力を積み重ね評価をいただいてきた分野について、今後ともサービスの質を維持し、また必要なものについては充実していきたいと思います。しかしながら、福祉にかかわる民生費は年々増額の一途をたどっており、無制限には増額できない状況にあります。福祉予算のありようについても「わかりやすい福祉」を心がけ、受益と負担の関係を明確にしていきたいと思います。

 コミュニティについては、公民館を「コミュニティセンター」と位置付け、地域の皆さんが地域の課題を見つけ、それを解決していく方向で活動できるよう、段階的にお任せしていこうと考えています。
 昨年、東北地方は未曾有の大災害に見舞われました。不幸な災害の中にあっても、互いに思いやり、助け合い、節度をもって行動する日本人の姿が世界で高く賞賛されました。そして、互いに支え合う地域のきずなの大切さが改めて見直されました。個人の自由と民主主義を守りながらも、地域の暖かい絆を残し、犯罪や災害に強い、顔の見えるまちづくりをしていきたいと思います。

 どうか今年も、皆様のご理解とご協力とご参加をお願いいたします。

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