2月20日 なかよし学園竣工
言葉の発達が遅かったり、体力がなかったり、発達障がいがあり、通常の保育ではでは今一歩なじめない、療育の必要な子どもたちが少なからずいます。なかよし学園は、森岡保育園内の一角で、そんなニーズにこたえてきました。今回、森岡保育園の敷地内に新たな建物と広いスペースが完成し、感覚統合室を備えるなどより充実した子育てを行えるようになりました。
なかよし学園は、保護者と子どもの育ち合いを大事にしてきたので、これまでずっと母子通園施設として運営されてきました。これからは、改正児童福祉法に規定された児童発達支援事業を行う施設としての位置づけとなります。母子通園に慣れてきた4歳児、5歳児には単独通園の枠も取れるようになります。もちろん、保護者と子どもの育ち合いは今後も大切にしますが、中には毎日付きっきりでいるのが時間的に困難な家庭もあるでしょう。そういう事情の方たちにも幅広く門戸を開きたいと考えています。単独通園と言っても行き帰りについては保護者による送り迎えを基本にします。しかし、自家用車による送り迎えができない事情もあるかもしれません。状況を見極めながら、将来的には園によるお子さんの送迎も視野に入れつつ、何が子どもたちにとって一番良いのかを考えていきたいと思います。すべての方々にとって、東浦に生まれて、住んで、良かったと思えるような、顔の見えるまち、思いやりのあるまちを皆さんと一緒につくっていきたいと思います。
※mediasエリアニュース(知多メディアス動画)・・・なかよし学園竣工
http://www.medias-ch.com/movie_detail.php?page=375
鉄骨津平屋建 延べ床面積238.5㎡ 建築費4284万円 定員25人(対象は2歳以上就学前の児童)
感覚統合訓練室として天井からブランコやターザンロープがつりさげられるようになっています。
森岡保育園へ通ずる渡り。職員室と療育室は森岡保育園と共用です。
昭和40年代までは、この場所に森岡小学校がありました。ちょうどなかよし学園の新しい建物のすぐ南側に当時の校門が残っています。
この大きなクスノキは、小学校当時からのものです。この楠はここにいて、ずっと子どもたちを見守ってきたのですね。隣はモチノキでしょうか。赤い実がいっぱい成っています。
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