気ままな一日
3月20日(春分の日)は、とくに予定が入っていなかったので、久しぶりに気の向くままに少し県内をぶらついた。
長久手市文化の家でガレリアコンサートがあるというので、行ってみた。
このコンサートはアトリウム(吹き抜けの広場)で行われるので、誰でも聴くことができる。曲目はグリークやシベリウスなど北欧のポピュラーな曲だった。きょうは、4月22日に開催予定の長久手フォレスト合奏団の定期演奏会のお披露目だったようだ。さすが長久手は、県芸大などがあるせいで人材豊富。芸術活動に厚みが感じられる。
他にも、5月の連休にかけていろんな企画が組まれている。また、アートスクールやコンクール、フレンズと呼ばれるサポーター組織など、文化の家を支える仕組みも備えている。
自由に学習、雑談、昼寝?・・・のできるスペースもあって楽しそうだ。
施設の中央は2層吹抜けになっていて、まるでショッピングモールのよう。
音楽スタジオ、舞踏室、美術室、食文化室、大・中・小の3つのホールを備え、ピアノの演奏会などが開催されるなど、家族連れでにぎわっていた。
施設の2階部分につながっている屋外駐車場は芝や立木で緑化されている。
箱モノなんか造る時代じゃないと言いつつ、魅力的な施設を見てしまうと、ついついおらが町にも欲しくなる気持ちがわからぬでもないと思った。
ただ、こういうものはパソコンと同じでソフトなければただのハコ。ニワトリが先かタマゴが先か議論は常にあるが、私は、そのまちのニーズとコンテンツを重視したいと思う。近隣の立派な施設を活用する知恵も必要だ。
文化の家と図書館周辺の住宅地は随所に歩行者専用道が設置されている。
お昼は、リニモのはなみずき通駅近くのBenkeiというしゃれたパン屋で軽く済ませた。どこか見たことのあるようなつくりだと思ったら、東浦のAntiqueの姉妹店だったようだ。
午後から、文化の家で手に取ったポスターに誘われ、ほんの気まぐれで、豊田市美術館へ。こちらはとても重厚な造りだ。さすがお金がかかっている。
豊田市美術館は、独自の収集と常設展示が特徴だそうだが、今回の展示は、山本糾の企画展「光・水・電気」だった。
| 固定リンク
コメント