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2012/03/29

どうしたら「犬食い」を防げるか?

24年度予算に新学校給食センターの建設予算が盛り込まれている。建設予定地は石浜西小学校から少し北に下った下三ツ池のほとり。ここに約21億円(24年度約13億円、25年度約8億円)をかけて、1日5,600食の供給能力を持つ延床面積3,700㎡の新しい給食センターを建設する。
今の給食センターは役場の近くにある第一と第二の二つで、調理場面積は合わせて1,284㎡、1日約5,200食を供給している。現センターの老朽化と、衛生環境、作業環境改善のため、新センターの用地確保や基本設計など新築移転の準備が進んでいた。
新センターでは、建物と中の厨房施設は一新され、衛生区画を設けて、調理場を濡らすことなく作業ができるドライシステムを採用する。

では、給食に使う食器はどうするか?
せっかく給食センターがリニューアルされるのだから、食器も変えてはどうかとの意見もある。

本物の質感を求めて強化磁器の食器を使う自治体もあるが、当然、現行のプラスチック製の食器に比べてコスト高(約1.8倍)となる。壊れやすいし、重量もかなり増える(約3.6倍)ことになるので搬入・搬出についても見直さなければならない。PEN樹脂と呼ばれる硬質のプラスチックもあるが、現行と比べるとコストは約1.3倍、重量は約1.9倍となる。

現在、東浦町ではポリプロピレン製の仕切り皿兼トレイ、ご飯用お椀、汁物用お椀の3点セットを使っている。これに対して、仕切り皿兼トレイでは、子どもたちが手で持ち上げられないから「犬食い」になるとの指摘を保護者からいただいている。

Dsc_0436_640x480                        現行の3点セット

したがって、仕切り皿一体型のトレイではなく、単純なトレイに、小皿、ご飯用お椀、汁物用お椀の4点セットに変えようという話しがある。

Dsc_0435_640x480                  仕切り小皿を含めた4点セット(イメージです)

しかし、仕切り皿兼トレイを小皿に変えれば本当に犬食いが直るのだろうか?

そもそも、犬食いの原因は箸がうまく使えないことにある。小皿に変えたところで、口をつけて掻き込んで食べることには変わりない。だいたい、仕切りのあるような小皿を持ち上げて食べるのもマナー違反だ。

結局、箸が正しく使えるようにならない限り、給食のときだけトレイを変えても犬食いは直らないと思う。だから、効果が変わらないとすれば、現行の食器をそのまま使うのが最もコスト的に有利なのではないだろうか。

以上は私の感想なのだが、あなたのお考えはどうだろうか?

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コメント

犬食いについては箸が使えないことが大きな原因だと思いますが、子供の時から犬食いはみっともないことだと教えることも大切だと思います。
それから現行の3点セットについて、どうしても聞いてほしいことがあります。先日、卯の里小学校で孫と一緒に給食を食べた際に、初めてこの3点セットを見て、正直ガクゼンとしました。それは、おそらく千数百年も前から当たり前の習慣だった、左にご飯茶碗、右に汁椀が並ぶということが全く無視されているということです。このトレイでは並べて置くことができません。こんなことが学校で許されていいのでしょうか。これでは家庭で作法をどう教えればいいのでしょうか。この際、神谷町長にお願いします。この基本的なことを真剣に考えてください。
どうか、よろしくお願いします。

投稿: 増田辰治 | 2012/03/30 21:35

知多の学校給食を考える母親有志の会の鈴木です。

仮に箸を正しく使えるようになったとしても、短時間で食べきって急いで片付けないと昼放課が短くなると思って焦りながら食べるのでは、犬食いは今後も続くことでしょう。学校給食を単なる栄養補給と考えればそれでも良しとするよりほかありませんが、食の作法も含めた教育の場ととらえるのであれば、現行の学校給食そのものを根本から見直す必要があると思います。

強化磁器は壊れやすくて扱いにくいといわれますが、そもそも食器を乱暴に扱っても壊れないようにしなければならない理由は何でしょうか。食べ物をよそう器を大切に扱うことを教えることもまた、教育ではないでしょうか。そのためにお金をかけるのであれば、1.8倍のコスト高であっても無駄ではないと思います。おっしゃる通り、もはや3点セットを4点セットに変えるくらいでは、問題は何も変わりません。

そもそも学校給食を根本から見直し、センター方式から自校式へ順次切り換える道を選んだ多治見市のような事例もありますが、東浦町は新センターの新築移転に際して、自校方式も含めて再検討した上で判断されたのでしょうか。コストダウンと効率化を図る一方で失われたものは、残念ながら食の作法だけではないはずです。

投稿: 野の花くらぶ | 2012/03/31 03:28

おはようございます。
私の小学生時代は、給食は自校式でした。
3時間目4時間目近くなるとおいしそうな香りが
配膳室の傍から漂ってきていたのを思い出します。
 食器もアルミ製で、トレーではなく大判のハンカチ程の物(ナフキンと呼んでいました)ですが下に敷いてトレーのように扱っていました。
その他、自分の家から、先程のナフキン・マスク・お箸と一緒に巾着に入れて持って来ていました、なのでお箸を帰宅後、母に洗ってもらいに出さないとよく注意されていました。

 置き方のマナーを身に着けると言う意味では、トレーではなくても良いような気もしないでもないのですが・・・でも、思い出してみたら、ナフキンを忘れてしまった子は何も敷かないで給食を食べていたなぁ・・・と・・・

 学校の机も落書きや作品みたいな彫り物が施してしまってあったりで、学校の備品、お箸一つからして、「借り物」であると言う事を忘れているように思います。
 割る割らない以前に「借りている物を大切に扱う」事「物を大切にする」という事を忘れているように思います。

 何にしても、最初から一気に変わる(変える)事は大変で難しいとは思いますが、分かっている(それが出来る)人から少しずつ伝えていけれたら、素晴らしい事ですよね♪

 たくさんの子供さんの心が豊かに育つ町になるよう、頑張ってください!!!

 長文乱文失礼します。

<追伸>高校も給食になれば助かります・・・贅沢な望みですが^^;

投稿: ケッタましーん | 2012/03/31 05:55

コメント返しが遅くなって、すみません。
いっぱい書いてくださってありがとうございます。

 増田辰治様
ご指摘の点には気がつきませんでした。
確かに、ご飯は左手前、汁椀は右手前ですが、この仕切り皿兼トレーでは汁物が右奥になってしまいます。おっしゃるとおりです。
ただし、給食は純和風ではなくて、いつも味噌汁や吸い物がついているわけではありません。副食に相当するものの定位置としてトレーの機能上ここになってしまったのでしょう。でも、それだけの改善のために食器を入れ替えるのはどうかと思います。

 鈴木様
問題はどこまでやるかだと思います。一般的に、センター方式よりも自校式が良いとされています。プラ食器よりもリアル食器のほうが良いと私も思います。このあたりの選択肢&住民負担を示す余裕もなく建設計画が始まってしまいました。これこそ住民参加を取り入れる格好の事例だったかもしれません。
しかし、現給食センターの老朽化は待ったなしです。理想の給食像がはっきりしない以上、目先の微小改変はせずに、現状の食器類で新センターに移行したいと思います。

 ケッタましーん様
以前は名古屋にお住まいだったんですか??
各自のナプキンを使っていたんですね。
脱線ですが、昔の無垢の木製の机が好きでした。古くで黒光りしていて、落書きはもちろん、マンガや消し粕ボール用のゴルフコースが彫ってあったり、席替えが楽しみでした。今の合板の机ではあんなことはできませんね。

投稿: 神谷 | 2012/04/06 22:46

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