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2012/03/07

絆(きずな)と柵(しがらみ)

東日本大震災からもうすぐ一年が過ぎようとしています。一躍話題になった言葉は「絆」です。
「きずな」の語源は何なのか? 調べる前に、自分なりに考えてみました(字を当ててみました)。わたし的には「生綱」かな?と思います。「ナマヅナ」ではありません。「キズナ」です。生きている綱と書いてキズナ。生きているのですから、絆とは、結び合う両者との関係において常に変化し、成長し、太くも強くもなるものだと思います。

実際に調べてみると、絆の語源は、動物をつなぎとめる意味で、「頸綱(くびずな)」「騎綱(きずな)」「繋綱(つなぎずな)」「引綱(ひきつな)」など諸説あります。これだと「手かせ足かせ」のイメージがあります。「情に絆されて(ほだされて)」の「絆す」は拘束する・束縛するの意味になります。語源とはやや違って、私たちはもっと建設的な意味で「絆」を使っているようです。

「きずな」と類似の言葉に「しがらみ」という言葉があります。これは、同じ人間関係でもネガティブなわずらわしい関係、互いにしばり合ってお互いを不自由にしていく関係です。
結局、人間関係を「きずな」にするのも、「しがらみ」にするのも、その人の姿勢次第。個人のありようが問題になります。
「きずな」とは、単なるもたれ合い、足の引っ張り合いとは違います。自律した個人が理想に向かって、手を携え、意志を持って前進していくところに絆が生まれるのではないでしょうか。

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